2015-11

魚介その1(魚系)

アイナメの卵とハタハタの卵(ブリコ)の醤油漬け

魚卵を食べるという行為はなかなかに罪深い。 倫理的な部分でのみならず、生態学的にも卵や抱卵している雌成体を食べてしまうことは、その種にとってダメージがデカい。 繁殖期に入っている魚の釣りや漁獲に対して、これほどまでに野放図なのは先進...
キノコ

カニノツメの幼菌はちょっと食べたらあかんカンジでしたわ。。

さて、賛否両論分かれたものの、成菌はそれなりに食えることがわかったカニノツメ。 幼菌はどうなのか。 ご覧の通り、スッポンタケ科のキノコは幼菌の時は卵形をしており、この「殼」を破るようにして菌の本体が現れ、成長していく。 これが...
野食

キノコ界のエイリアン「カニノツメ」を食べてみた

腹菌類というジャンルがある。 どうも正式な学術用語ではないようなのだが、キノコのなかで「いわゆるキノコ型」をしていないものを指すことばとして、キノコ愛好家の間では広く用いられている。 さいきんはやりのキノコ雑貨・グッズでも、腹菌...
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野食

干しマツバガイは乾鮑の夢を見た

先日、右カラム⇒のコンタクトフォームが不調になっているのに気づき、慌てて修正を施した。 いつごろからおかしくなっていたのだろうか。 へたすると数カ月の間、問い合わせメールが受信できない状態が続いていたかもしれない。 翔さんをはじめ...
野食

シャグマアミガサタケは和食材料としてこの先生きのこるか

きのう、冷凍庫を整理していると、見慣れない深紫の塊が出てきた。 流水で解凍してみると、それは毒抜きを施したシャグマアミガサタケだった。。 すっかり忘れてたぜ… 美味しいんだけどやっぱり怖いのよ 前回の試食時に「シャグ...
野食

「貴腐」ブドウ柿?食べごろのマメガキを食べてみた

先月採ってきたマメガキが、ようやく食べごろになってきたようだ。 染物やせっけんの原料となる「柿渋」を採るために中国から移入されたこのカキは、果実が小さすぎることとそのあまりにも強い渋みのため、一般的には食用にされないらしい。 しかし...
野食

野食ハンマープライスにお越しのみなさまへ(お願いと感謝状)

ここのところ多くの方がこのサイトに来てくださっていて、1日のPVが3万を超えるようになった。 1年前の自分にはとても想像ができないことだ。 まだまだコンテンツも少なく、ともすればだらだらと冗長に書き連ねるだけの未熟なウェブサイトに、...
野食

ムラサキシメジは埃臭さこそが身上!な気がしてきた

先日採ってきたムラサキシメジ。 フレンチ風に料理しちゃるばい、と思い、むかし南仏はカンヌで購入したキノコ図鑑を引っ張り出してきたが、これがなかなか面白くて、改めて読み込んでしまった。 ハツタケやアカモミタケ(Lactaire d...
野食

マリオ2の毒キノコ?おフランスの高級キノコ?「ピエ・ブルー」ことムラサキシメジを採った

先々週末、富山から来た友人たちとともにキノコ狩りをした。 本当なら、足の踏み場もないほどキノコが発生しまくった僕の自慢のシロをお披露目して「関東のキノコしゅごいぃぃv(9p9)v」と言わしめる予定だったのだが… 前週の半ばに申し...
野食

アズキよりその原種「ヤブツルアズキ」の方が僕は好きです

先月、仕事で千葉県某所を訪れた際に、田んぼの脇でヤブツルアズキの群落を見かけた。 ヤブツルアズキはアズキの原種と呼ばれているものの一つで、全国の明るい林縁や草原に生える。 ここでは3m以上に成長したオオブタクサが群落を作っており、そ...
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