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茸本朗 初の単著「野食のススメ -東京自給自足生活-」が発売されました!!
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厳しい同定審査を受け、無事ショウロと断定されたものたち。
これらを料理していこうと思います。
ショウロの魅力とは何か。
図鑑などでは「さわやかで甘い香り」こそがそれだと書かれています。
そのため「ショウロはお吸い物」という風潮が世の中にはあるようです。
実際のところ、お吸い物にするとさわやかなキノコ香があっていいのですが、甘い香り……どうかな?
相当状態の良いものなら感じられるかもしれないですね。今後の課題です。
吸い物にするときの注意点として、ちょっとでも胞子が熟したもの(これも麦ショウロというらしい)を入れると一瞬にして汁が濁ります。
必ず調理前に半分に割り、内部が真っ白(麦ショウロに対して「米ショウロ」という)なことを確認しましょう。
歯ごたえが独特で、ジャガイモとリンゴの中間のような感じです。
わかる人にはわかる例え「チューニョ」。
出汁も結構出ているような気がしますね。佳き。
白ご飯にショウロ乗せ放題と言うあまりないタイプの歓待#野食会 #夜食会 pic.twitter.com/gkPqydMi0B
— 茸本 朗(たけもとあきら) 「野食ハンターの七転八倒日記」好評発売中! (@tetsuto_w) October 28, 2017
出汁が出るので、混ぜご飯も美味しくなります。
たっぷりの油で炒めて炊きたての白米に混ぜ込むだけ。
炒めるとまた歯ごたえが変化して「コリクニュシャクッ」みたいになるのがホントに面白くていいです。
米ショウロの状態のいいものが揃ったら、あえて炊き込みスタイルにして、香りだけを存分に楽しむというのもありかもしれない。
西洋風はどうなのかなーと思っていたら、シェフちゃんがオムレツを作ってくれました。
……! 美味い!
やっぱり明らかに旨味が出ています。卵がうまく拾い上げてくれて完成度が高い。
例によって香りはそんなに強くは感じないけど、サクサクコリコリの食感と合わさって総合的にはトリュフオムレツより美味しいです。
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
次回はぜひリアル松露饅頭を作ってみたい。。
コメント
松露って、今でも採ろうと思えば採れるんですね。もうすっかり採れないものだとばかり…。
私が松露の存在を知ったのは、豆腐百珍の中に出てくる「糟入り豆腐」というレシピででした。
作ってみたいけど松露は今ではまず売ってないし、他にも白鯨の切り身とか雁肉という今では揃え辛い材料が多いので、諦めていました。
…茸本さんならいけそうな気がする。(他力本願)