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深海ガニですが、実は事前にペンさん経由で入荷情報をもらっていたので、これを目的にマルヨシさんに向かったのでした。
無事にこれらを購入し、ほかにも何か面白いものはないかとみていたところ、冷ケースの中に別のカニを発見!!
……爪だけでしたが。まさかこういうカニなんじゃないよね……?
専務さん「それはエンコウガニ。ハサミばっかり長くて、漁の網に絡まって揚がってきちゃうんだよね。」
なんとまあ不憫な……
エンコウガニ、いろいろと見かけ倒し
さてこのエンコウガニ、なんだか不穏な名前ですが漢字で書くと猿猴蟹、甲羅が猿の顔みたいな形をして、かつ赤いからそう呼ばれてるそうです。
ってかサルとカニって……やっぱり不穏……
じゃあ甲羅を見せろと言いたいのですが、何せ爪だけ売られていたのでご尊顔(?)を拝めない。
ネットで画像さーがそ。
……! こ、これは……
ズィーズィーじゃん!!
ホイールオブフォーチュンのひとじゃん!!(≧∀≦)
なるほどねー、これじゃハサミだけぽきぽき折って捨てられちゃうのもわからんでもないわ……さぞかし面倒な絡まり方をするでしょう。
それを集めて売ってくれるマルヨシさんにも頭下がりますわい。
この1パックで400円と非常に安いです。
ここまでの2種(ツブエゾイバラガニ、イガグリガニ)と違って、エンコウガニは「タラバガニ」ではない、いわゆる普通のカニです。
深くても水深100mくらいまでに棲息しているとのことで、厳密には「深海ガニ」じゃないかもしれないけど、何となくまとめちゃいました。赤くておめでたいしな!!
エンコウガニを食べてみた
ということで持ち帰ってきたエンコウガニ(ハサミ)をさっそく食べてみようと思います。
ただその前に、生で味見……
……割れない!
殻硬すぎだろこれ……果たして食べれるのだろうか、不安になってくる硬さです。
気を取り直して蒸してみよう。
例によって、加熱されると色が褪せるようです。深場に棲むカニの共通のルールなのだろうか。
あらためて、ハサミの一番硬いところに殻割りをあてて、ぐっと力を入れると
割れた!
加熱によって多少は柔らかくなるようです。よかった。。
しかし、殻が硬いだけあって大変分厚く、歩留まりは悪そうです。
爪の周りにはそれなりについていますが
1匹分(1対)の爪からはこのくらいしか肉が取れません。
まあ、甲殻類なんて多かれ少なかれ、歩留まり考えたら食えなくなるんだけど……
いただきマース
……(≧〰≦)
あっ、美味しい美味しい。十分いいですよこれ。
爪部分だけあって柔らかくともきめ細かく、味もしっかり濃厚。
イシガニの爪だけ食べてる感じですが、あれよりは肉量が多いのでいいですね。
ぱらぱらと崩れやすいので、丁寧に集めてカニチャーハンに使ったらよさげな感じ。
味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆
マルヨシさーん、今後も変な甲殻類どんどん入れてくださいねー!!
コメント
もう、カニアレルギーになればいいよ。
こんなにカニカニ、カニカニ。
羨ましすぎます。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)