野食会2018初春、無事開催されました!
メンダコとメンダーとメンタとメンタイコ#野食会 pic.twitter.com/Xne87Sxqte
— こがもん (@kogamon_dttt) 2018年2月25日
ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
今回は参加者の募集レギュレーションをちょっといじりまして、手ぶら枠での参加をしやすくしたのですが、その結果いつもと比べて食材・料理の余りものが少なくなりました。というかほぼ出なかった。
これは大変喜ばしいことです。
念願の #野食会 に参加してきました。初めて見る食材が多く、どれも美味しく調理されており、感動&とても楽しかったです!本当にどれも美味しかったけど、稚ボラのアクアパッツァ最高でした。キノコ系は全て優勝。初ヒグマも美味しかった。初ウツボ、食べやすく粉砕され、しっとりふわふわ…。 pic.twitter.com/vIZ55uWCg5
— 青柳萌 (@popuri_vn) 2018年2月25日
別段量を減らしたわけではないと思うんですよ。炭水化物ベースで言えば
米 8~9合
パスタ 2.1㎏
は消費されてるわけで。
・ポルチーニと鹿のリゾット
・深海タラコとハマ大根のスパゲッティ
・ポルチーニと鹿のスパゲッティ
・モリーユ茸と味噌のスパゲッティ#野食会 pic.twitter.com/DRGomJKHaq— satie (@Satonyaan) 2018年2月25日
これに加えてパンやケーキもいつも以上にあったし、肉も魚も大量に持ち込んでいただいたのに、すべてが提供と同時に瞬殺されました。
そして秒単位で無くなって行った鹿とポルチーニのリゾットと、モリーユ味噌パスタ。依然として旨いキノコは旨いと言う学びがありました🍄#野食会 pic.twitter.com/ycXi46sUrh
— 憂 (@U_F_Y) 2018年2月25日
思うに、野食に限らず「作る人はそんなに食べない」というのがやはりあるんでしょうね。
これはぼくもそうなんだけど、自分の提供した食材がどんどん食べてもらえて、それについていっぱい質問してもらえることは無上の喜びです。それだけで文字通り「お腹いっぱいになる」んだよね。
カリンのパイ、果実酒のケーキ、色々なパン、鴨煮、ウツボの練り物をパプリカとかで味付けて焼いたやつ。
肉系とパスタは争奪戦が激しくて瞬殺になってたから写真なし。ピラニアか!#野食会 pic.twitter.com/Ie3YZMNUNg
— 新田 天 (@monsterofabyss) 2018年2月25日
大事なことは、こうやってみんなハッピーになれるのは「お腹を空かせてやってきてくれる」みなさまのおかげということです。
手ぶら枠参加のみなさまのおかげですよ、ということを改めて強調したい。
特に今回は初めてご参加いただいた方が多かったですが、みなさま気持ちのいい食べっぷりで日本の将来はまだまだ明るいなあと思いました。
臨場感溢れる野食会風景。物凄いレベル高い味のアウトドア飯って感じで、盛り付けもマナーも無く消費されつつも、楽しくて激旨い。って言うかこの雰囲気含めて旨い。(こんなに炭水化物がっつく会は初とのこと) #野食会 pic.twitter.com/n32QlFuFmI
— ginko8 (@ginko8oro) 2018年2月25日
今後もご参加、お待ちしております!
今回来れなかった常連のみなさまも、次回はぜひ!
今回ワンチャン北海道部隊(ペンさん、さかまきさん、うたさん)が捕獲したてのクリオネ持って電撃来場とかあるかと思ったけど、なかった。
例によってTwitterでハッシュタグ「#野食会」を検索してもらうと、会の様子をちょっとだけ体感いただけるかと思います。
毎回こんな感じでやっています。興味のある方はぜひご覧くださいませ。
次回の開催は5月後半になると思います。その前に富山野食ホタル会とか焼津会とかいろいろあるかもしれません。
さて、個人的に昨日一番わくわくしたのが、すでにたくさんの方に言及いただいておりますが
石器です。
#野食会 pic.twitter.com/SGskb5x180— ヤマモ (@elanvital16) 2018年2月25日
石器ナイフでした。
縄文おじさんこと小林亨(@chiporo52tk)さんから「石器のナイフを持っていきます」とのオファーをいただいた時から個人的にめっちゃわくわくしてたんですが、実物を見たらさらに興奮しました。
打製石器の材料となる黒曜石の美しさ、歴史の授業中にときめいたことのない人は多分いないと思いますけど、改めてみるとスーパー綺麗です。
黒曜石は日本においては極めて偏在する資源のひとつで、北海道南東部や伊豆諸島、中部山岳地帯、九州のごく一部でしか採れなかったため、先史時代にすでにそれらの貿易ネットワークが構築されていました。
三内丸山遺跡で出土した黒曜石は長野県霧ヶ峰で採れたものだったらしい。すごい距離ですよ。
今回、小林さんが持ってきてくれたのは
・黒曜石の剥片ナイフ
・同 矢じり
・同 槍先
・頁岩(チャート) ナイフ
これらを使って、ヒグマの塊肉をばらすという即席イベントを開催しましたが、そのあまりの切れ味のよさにみんな大興奮。
石器の切れ味に皆さん驚いています #野食会 pic.twitter.com/s8BacEoafD
— 小林亨@Jomonian Styles (@chiporo52tk) 2018年2月25日
とくに剥片ナイフの切れ味は凄まじく、決して柔らかくはないヒグマの筋や筋繊維をスパスパと切っていく様子はまるで剃刀かと思うほどでした。
熊の肉を、石器で……#野食会 pic.twitter.com/yEArsNAOY6
— 新田 天 (@monsterofabyss) 2018年2月25日
刃先をよく見ると無限刃みたいにギザギザしていて、これが繊維をひっかけてざくざくと切ってくれる感じです。
ただ、剥片なので刃こぼれには弱く、硬い部分を切るのには向いていないとも教えていただきました。
一方で、黒曜石のナイフと比べると切れっぷりは著しく下がるチャートのナイフ。
でも、黒曜石が産出しない地方ではこれが石器のメイン材料であり、これで切れる石器を作ることができれば、石器の自由度と利便性は広がります。
チャートといえば府中市の多摩河原に化石掘りで有名な場所があるけど、あそこの岩はどうなんだろう。
個人的には「採取・調理道具も野生素材を使って野食してみたい」という思いがあり、石器の自作・使用についても幼少時から興味のあるテーマでした。
そう言うわけで今回、使ってみる機会を得られたことは非常にありがたく、今後は石器材料の自給と石器の自作も含めトライしていきたいと考えております。
(ありがたすぎることに黒曜石ナイフをいただいてしまいました。近々何か捌きましょう)
小林さんどうもありがとうございました。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
コメント
いつも楽しくサイト拝見させていただいてます。。。いつか参加してみたいものです(´∀`)
脂を染み込ませて紅蓮腕とかやりそうで怖いわ(笑)