クジラの珍宝(タマ)は美味いけど、皮の刺身はヘヴィーすぎ

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先日、房総に行く機会がありまして、道の駅などを冷かしてまいりました。

房総のグルメといえば海の幸。

その中でもユニークなのがクジラ。(クジラって海の幸って言っていいのかな?)
外房・和田浦のクジラ漁が有名なこともあり、房総各地でクジラの加工品を買うことができます。

何か変わったクジラ加工品ないかな……と思いながら物色していると、とある道の駅にて目立つのぼりを発見。

クジラコーナーか……なんかあるかなぁ。


すげぃ! 
思わずシマリスくんみたいな声が出ますねw
なるほど、酢豚にクジラを使ったから「酢鯨(すげい)」か……これは美味しそう。
美味しそうだけど、味が何となく想像つくなぁ……

と思いながらふと視線を横に動かすと


!?(少年マガジン風)

「珍宝の珍に珍宝の宝で珍宝デース」
「それもうただのチン○じゃないのさ」


ということでクジラの珍宝です。
珍宝とありますが(こうがん)と書いてあるのでチン○ではない、各位ご査収ください。

原材料は睾丸、調味料となっているので加工品ですね。そのまま食べられそう。


あと、その横にあった「皮刺身」っていうのも気になりました。
表皮とその下の脂肪の層は、湯引きされた「オバイケ」の状態や、塩漬けにした「すまし」なら何度か食べたことがあるのですが、全くの生は初めてです。

“蒲原ゴム”こと「いるかすまし」を食べた
基本的に運転は大好きなのだけど、最近は山道の運転が面倒すぎて伊豆半島方面へ向かうことが減り、代わりに清水・焼津方面に向かう機会が増えた。 もしうちから全部下道で行ったとしても、R246→国一のバイパスを使えば非常に楽だし、ガソリンの減りも...

なお、珍宝の皮ではないです。



ふたつとも購入し、持ち帰ってきました。

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タマは美味いがカワは……


さっそく食べてみよう。

まずは珍宝から……

……(`・~・´)
うん、これは……レバー?
食感は豚レバーの燻製に似てます。
昔、五反田のもつやき「ばん」で食べた豚の睾丸刺しのような「トロッとした食感」と「若干のアンモニアの風味」を想定していましたが、実際は凝縮感のある歯ごたえでクセはほとんどありません。
もちろんクジラらしい「海獣臭」はありますが、醤油を効かせた調理法のためか気になるほどではありません。

誰でも食べられる系珍味です。話のネタにも最良でしょう。

味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆


続いて皮の刺身。

純白の脂の層は馬のたてがみを彷彿とさせます。
なんかおいしそぉ……(・ω・*)


馬刺しのたれでいってみましょう。


いただきマーsブフォア-!(´Ж`;)

口の中に瞬時に広がる破壊的な海獣臭!! 
ぼくは海獣臭が大の苦手なのですが、これはそういうレベルじゃない!
水族館のイルカプールの海水を濾過した後のフィルターを口に入れられたような気分です。

キッツイわこれ……


やむなく湯引きして


酢味噌でいただきました。
これなら何とか食べられる……

味:★★☆☆☆
価格:★★★☆☆


クジラ好きな人ならいけるのかな……どうなのかな……
自信ない人は塩皮を買って湯引きするか、おとなしくオバイケを買ったほうがいいと思います。
久しぶりの強敵でした。

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肉・シビエ
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野食ハンマープライス

コメント

  1. K より:

    鯨の皮は鯨肉と一緒に刺身で頂くものなんです…

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