※2018.5.14 満席になりました
やあ (´・ω・`)
ようこそ、野食会告知ページへ。
このカサゴ汁はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」開催するんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、開催することにしたんだ。
じゃあ、詳細を話そうか。
というわけで先日の焼津会に引き続き、定例の東京会も開催いたします。
もう何度もやってきてるし、いろいろな場所で同様の催しが行われるようになったのであらためてご説明するのもあれですが、野食会は
「野食好きが自分の得意なジャンルの食材を採る・買うなどして手配し、調理して振る舞いあう」
という会です。
なので「野食してみたいけど何から始めればいいのかわからない」「自分で採ったものが食べられるものか自信がない」「野食してる人に話を聞いてみたい」と考えている人にはとってもおススメです。
また「参加してみたいけど、自分で採ったものを振る舞うなんてとても勇気が……」という皆様の方には「手ぶら参加枠」もご用意しております。
以下に募集要項を掲載しますので、ご興味のある方は、野食経験の有無・大小にかかわらず、ぜひぜひお気軽にご参加ください!(お申込み期間にご留意ください)
野食会2018初春 募集要項
主催:茸本朗・野食ハンマープライス
日時:2018年5月27日(日)13:00乾杯~19:00解散(18:00くらいから片づけ)
遠方からお越しくださる方も多いので、乾杯・終了時間を1時間前倒ししました。
開場は変わらず12:00ごろの予定です。調理や準備などのある方は早い時間にお越しください。
会場:スタジオ・ライトハウス
東京都八王子市絹ヶ丘1-63-9
京王京王線長沼駅から徒歩15分くらい、または北野駅からバスがたくさん出てます。
費用:食材をお持ち込みいただける方 3,000円
お酒のみのお持ち込み、もしくは手ぶらでご参加の方 4,000円
「応募方法」の項目についても、必ずあわせてご確認ください。
いずれも飲み放題付き。
手ぶら枠の方でも、食材の持ち込みは大歓迎です!(申し込み時にお持ちになる予定の食材をご連絡ください)
お酒の持ち込みについても大歓迎!
こちらで用意する予定の食材・器具は以下の通りです。
ビール 適宜
各種お酒 適宜
各種野食材
調理器具(出刃・小出刃・柳刃・うろこ落とし・フライパン・まな板・プラカップ・紙皿・卓上コンロetc.)
※注:キッチンを使う予定のある方はお知らせください!
参加資格:制限なし
「野食」に興味がある人ならだれでもウェルカム!
途中入退場は自由です!
★☆★応募方法について☆★☆
今回は両枠同時募集とします。フライング厳禁。
①食材のお持ち込みを頂ける方(20人程度)
応募期間:5/13(日)12:30~満席になるまで
当ブログサイドバー、あるいはページ上部にリンクされているお問い合わせフォームからお申し込みください。(twitter、LINE、メールなどはご遠慮ください)
・応募の際に、お持ち込みいただける食材の詳細と量についてご申告ください。
・お連れ様と合わせてのお申し込みは可能ですが、その場合はお連れ様も何かしらの食材お持ち込みをお願いいたします。
・今回から持込み枠も先着順とさせていただきます。
・「○○日までに××が手に入るのでそれを持っていきます」というかたちでの申し込みも大丈夫です。
・ご参加の可否については随時、応募いただいた皆様に返信いたします。
・残念ながらこちらの枠から漏れてしまった方も、以下の「手ぶら枠」での再応募は可能とさせていただきます。
・持ち込み枠は持ち込み予定食材の内容ならびに過去の参加回数に関わらず、先着順にて受付させていただきます。(2018.2.2追加)
・持ち込み枠と手ぶら枠の同時応募は恐縮ながらお断りさせていただきます。(2018.2.2追加)
②食材のお持ち込みの無い(手ぶらで来られる)方(20人程度)
応募期間:5/13(日)12:30~
当ブログサイドバー、あるいはページ上部にリンクされているお問い合わせフォームからお申し込みください。(twitter、LINE、メールなどはご遠慮ください)
・こちらも先着順となりますが、手ぶら枠は過去の参加回数が少ない方を優先的に受け付けさせていただきます。
・食材のお持ち込みのある方は、応募の際に、お持ち込みいただける食材の詳細についてご連絡ください。
ご不明な点があればいつでもご連絡ください。お気軽にどうぞ!
やっぱりハマダイが一番美味い
というわけで頑張って捌いたハチビキ・ハマダイ・ハチジョウアカムツを食べていきたいと思います。
ちなみに水産業界のロバートパーカーJr.の異名をとる(ワイが勝手に呼んでいるという説もある)ぼうずコンニャク大先生によると、ハマダイが★5つ(究極の美味)ハチビキ、ハチジョウアカムツが★4つ(非常に美味)という評価になっています。
ではまずこちらから。
焼き霜造り3種盛り。
捌いていて、皮が分厚く豊富なゼラチン質を感じたため、普通の刺身よりも焼き霜造りが合うのではないかと思いました。
厚めに切って、塩タタキで食べてみます。
……(≧〰≦*)ウマー
見た目は似ていますが、食べ比べると味の違いは一目瞭然。
圧倒的なのはハマダイ、皮が分厚いうえに皮下脂肪が豊富で、焼き霜にすることで脂が溶け出して皮がクリスピーに焼きあがります。
それだけでなく、筋肉中にも質の良い脂が差し込んでいるようで、非常にジューシーで甘みたっぷり。(ちなみにぼうずコンニャク御大は「筋肉中に脂が差し込んでいる魚」は高確率で★5つ評価にされてるように思います)
これは確かにめちゃくちゃ美味い。
ハチビキは比べると身が柔らかく、また血が多いからか鉄系の酸味があります。
これはこれで個性的で好きですが、ハマダイの足元にも及ばないですね。これらを同じ価格で売ってはいけないなぁ……
ハチジョウアカムツはさっぱりとしていて、ハマダイと比べるとやや身が柔らかく、脂ののりも弱いです。イトヨリダイに近いような感じかな。
色味はいいし、ソロでも輝ける子だけど、ハマダイがいたら前座に甘んじるでしょう。
加熱してみましょう。
カマの塩焼き。
ハマダイはやはりここでも優等生的なうまさ。オールラウンド系の良さがありますね。
一方ここで色を出してきたのがハチビキ。塩焼きにすると鉄臭さが和らいで心地よい個性になり、白飯によく合う味わいになりました。ノーマークだったけど1日目の峠で水玉ジャージかっさらっていったクライマーって感じですね。
ハチジョウアカムツも加熱によって柔らかさが生き、ふんわりとした食感になりました。エースのハマダイを献身的にサポートするアシストですね。最後まで足を溜めつつ日陰に徹するタイプ。
清蒸にもしてみました。皮目の色合いがトリコロールで素晴らしいですね。
味はこちらもやはりハマダイが頭一つ抜けてます。旨味が強いのでごま油やネギを完全に従えていますね。
ハチビキも美味しい。この子は加熱してこそ本領を発揮するようです。
ハチジョウアカムツが一番穏やかな味わい。派手できれいなのは中華料理にはいいよねー。
というわけで、総合で表彰台のてっぺんに上がったのはやっぱりハマダイでした。
やっぱりこれキロ1800円は安すぎといえそうですね。べーやん先生の目利きが正しかった。
一方でハチビキですが、健闘はしたもののハマダイと同額というわけにはいきませんね。以前アメ横で60㎝以上あるやつが1000円で売られてたけど、そこまでとは言わないけど安くてもいいと思います。
ハチジョウアカムツは色の良さ込みでこれくらいの価格でいいんじゃないでしょうか。蒸し物や椀物など、さっぱりとした味わいを活かせる料理がよさそうです。
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