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cakesにて茸本朗の連載
「野食ハンターの七転八倒日記」
が始まりました!
野食失敗体験を中心に、ブログとはちょっと違った切り口の記事を公開していく予定です。
合わせてお楽しみいただけると嬉しいです。
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「僕は君を太らせたい」
浜名湖は一説によると、日本一の生物数を誇る湖沼だそうです。
汽水湖という扱いではありますが、実態は「入り江」に近く、外洋に直接臨していることもあり生物相が非常に豊富です。
漁業においても、御前崎から西は単調な砂浜海岸が続いている中で、これだけ周囲と異なる環境があればありがたいでしょう。
先日、実際に訪れて、目で見て、なおさらそのように思いました。
葦原に包まれた小さな船溜まりの入り江のすぐ先は、今切口を挟んですぐに太平洋なのです。この環境は本当に素晴らしい。
本当は釣りなどして直に湖水と触れ合いたいところだったのですが、季節外れの台風が来ていたため撤退。
代わりに直売所など冷やかすことにしました。
まず訪れたのは雄踏町の「よらっせYUTO」。
獲れたて市場 よらっせYUTO
朝早い時間だったのですが、ちょうど鮮魚が並びだしたところで、新鮮な魚たちを見ることができました。
この「地方名と標準和名を併記した表示」っていいよね……!
ぼくみたいな鮮魚店マニアには非常にありがたいです。
また、ヘダイやヒイラギ、ニシ貝のようなローカルアイテムがあるのもグッときます。
イワシもよく見るとカタボシ混じりかしら……
オッ見たことないエビ! 購入しませう。。
デカいドウマンガニ(ノコギリガザミ)をおススメされましたが、8000円/匹だったので泣く泣く撤退。
浜名湖はノコガザ多いところらしいです。一度釣ってみたいなー。。
獲れたて市場 よらっせYUTO
浜松市西区雄踏町宇布見9981-1
TEL:053-597-2580
営業時間:9:00-18:00
続いて訪れたのは、舞阪の集落の中にある「丸小水産」。
浜名湖と太平洋を分ける砂州の上にあり、浜名湖の入り口に位置する舞阪漁港の裏手というロケーション、これはきっと外海(太平洋)の魚も内海(浜名湖)の魚も見られるのではないかと思って伺ったのですが……
果たして、出迎えてくれたのは深海魚のユメカサゴ、そして……ギンメダイ!?ww
よそでは売り物にすらならず、トロ箱の色どりとして飾りに使われるギンメダイも並ぶとは、控えめに言って最高です。
若女将さんも「その魚どうやって食べるの?」と逆に聞いてくるほどで、いやマジでそういうよくわからん魚を売ってくれるのホント嬉しいんです。
一方で湾内で揚がったイカやマゴチ、マダコなども並んでおり、どれも非常に新鮮。
いいお店です。
ここではモンゴウイカ、カイワリそして
アカアシエビというものを買いました。これも初耳ですが、浜名湖で採れるエビらしいです。
たーのしー!!
㈱丸小水産
静岡県浜松市西区舞阪町舞阪2077-2
TEL:053-592-0342
営業時間:9:00-17:00
道中ぼくの大好きなCGCスーパーを見かけたので入りましたが
マグロの赤身寿司に煮ツメが塗ってありました。
このスーパーのオリジナルなのか、それともこのあたりの文化なのか。
ご存知の方がいたら教えてください!
コメント
はじめまして。
いつも楽しく拝見しております。
> マグロの赤身寿司に煮ツメが塗ってありました。
浅学なので詳細がどうなのかわかりませんが、
山梨県の甲府辺りでは“かいじ寿司”と称して
握り寿司にアナゴなどに使う甘いタレを塗ったものがあります。
関連があるかどうか全くわかりませんが(汗)
地域の文化かどうかはわかりませんが、舞阪の隣の新居町で、寿司屋から出前をとったら、全ての寿司に煮ツメが塗ってありましたよ。
いつも楽しみにしています。
マグロの赤身寿司に煮ツメ、静岡県でもあるんですね!!
山梨県では(特にくになかでしょうか?)普通に食しますが、まさか浜名湖近隣でも食されているとは驚きました。
ちなみにスーパーオギノで売っている、かいじ寿司(?)はマグロの赤身の他にも全てのネタに煮ツメが塗ってありますし、夫は回転寿司でもいろいろなネタに煮ツメを塗って食べますよ。
ご存知でしたら申し訳ありません。