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🐟🐡岡山野食会、まだ空席あります🍄🍖
日時:11/9(土) お昼~夕方まで
場所:岡山県笠岡市 庄屋屋敷とくら
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先日からブログネタにしている摘果ミカン。
酸味がまろやかで料理を邪魔しない甘味と爽やかな香りがあり、なにより本来捨てられるもののため非常に安く、大変便利な調味料だということがわかりました。
しかしこれはようは未熟な温州みかんなので、放っておくとどんどん追熟が進んでしまい「気の抜けた甘さのミカン」と化してしまいます。ということで、食べない分もすべて果汁を絞っておかないといけません。
絞った果汁は冷凍しておけば保存はきくと思いますが、さっと使えないのが不便です。
もっとなにか、便利な保存方法はないでしょうか。
考えているうちにひとつ思い付きました。
美味しいポン酢を作ろう
気温が下がるほどに美味しくなる料理と言えば、鍋。
そして鍋に欠かせないものといえば、ポン酢。
うちはどんな鍋でもポン酢をぶちまける傾向があり、ひと冬の消費量も一般家庭の数倍(10㍑くらい)に及びます。
なのでポン酢には割とこだわりたいのですが、しかしなかなか我々の目にかなうポン酢は多くありません。
というのが、市販のポン酢はだいたい「醸造酢」が添加されているんですよね。酸っぱさにトゲがあるし、香りもいまいち。旨味もなんだか薄いし……
というわけで長らく「ポン酢自作にトライせねばなぁ」と思っていたのですが、明日やろう……また明日やろう……と想像を絶するだらしなさによって先伸ばしにしてしまっておりました。
しかし今回は千載一遇の好機! ねえさん、明日っていまさ!
作り方はとっても簡単。
まず、朝に水揚げされたばかりの新鮮とれとれなトビウオ(あご)を開いて、
焼き干しに。
あごがない? だったら削り節を泣くほどぶち込むのがいいですね。
そしてどこのご家庭にもある山梨県産チチタケもかぴかぴに干しておきましょう。
無きゃシイタケでもいいですが、干す前に一度レンチンして火を通しといた方がいいね。生のシイタケは毒だからね。
さあ、いよいよミカンを絞ろう。
力の限り、力強く、皮のエキスも絞り出すように。香りが大事だからね。
果汁の量を測り、同量の醤油と、20%くらいのみりんを加えます。
そこに先ほど用意した魚とキノコを細かくちぎって漬け込み、
冷蔵庫で1~2週間くらい寝かせましょう。
良さげ。
ざるで濾したら、完成!
ちょっと舐めてみましょう……
……(≧👅≦)ウマーイイ
酸味がごくまろやかでさわやか、それでいてカンキツの風味はきっちり出ています。
あごからは穏やかな旨味が、チチタケからは逆に濃厚なキノコの出汁が出て、この三つが有機的にかみ合って味がHop-upしていますね。
その実力を知るべく、シンプルな水炊きを作って
食べてみます。
ウマー(;∀;*)
いや、美味すぎて反則だわねこれは。酸味じゃなくて旨味を添加する調味料のごとくです。豆腐にかけてもご馳走になるなこりゃ。
1点ミスがあるとすれば、チチタケの出汁が非常に魚っぽい風味があるので全体として魚に寄り過ぎてしまったかも。
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
うまくいきました。
まったく、一度自作ポン酢食べると市販品は買えなくなるね。ってか正直ぼく酸っぱいのすげー苦手なので、美味しいポン酢は自分で作るしかないのです。。
まったく摘果ミカンさまさまです。今後も見つけ次第爆買い確定やな。。
あと、次回はもっとやべー出汁が出るキノコで試してみたいですね。コウタケとかね。
コメント
ミカン農家に提案して商品化しましょうw