本日2月3日は節分、ということで恵方巻でも食うたろうと思い、買いに行ったのですが
売り場はつんつるてんでした。去年までなら夜7時ごろに買いに行っても余裕で手に入ったでしょうし、なんなら半額になったものが売り場に山盛りになって店員さんが青い顔しながら売りさばいていたはず。
これは間違いなくセブン&アイ各店が恵方巻の予約販売を開始したためで、結果として武蔵小杉全体での恵方巻の流通量が適正なものになったといえるでしょう。英断を評価します。できればウナギも今後は予約販売でひとつお願いします……!
まあそれはそれとして、今日は海苔巻きを食う口になってしまっているのでこのままではまずいです。どうしようかなぁ……
……あ、そうだ、うちにいい海苔あるんだから自分で巻けばいいんだった。
十六島板海苔で高級海苔巻きを作ってみた
いい海苔とはこちらの
十六島海苔の板海苔。
先日の野食会の際にひろいぐい太郎さんが持ってきていたものを、年貢として取り立てたのでした。茸本氏の領土では租税比率は九公一民です。
一見すると普通の板海苔に見えますが、よく見ると
ウップルイノリ特有の髪の毛状の形態が観察できます。
十六島海苔のうまさは先日記事にした通りで
この板海苔も期待大です。
酢飯を炊き、すしネタを棒状に切りだします。
そして十六島海苔を、コンロの火で焦げないよう注意しながら炙ります。
炙ると、黒よりの紺色から濃緑色に変化しました。
これでぐるりと巻いて
一口大に切れば、完成。
いただきまーす
……(≧〰≦)うまっ! 海苔うまっ!!
歯ごたえがあるのに柔らかくてとろけるし、香りも高いです。酢飯のうまさを引き立てつつ、存在感を主張してきます。
これはいい海苔、素人でも一瞬でわかるぜ……!
味:★★★★☆
価格:★★★★☆
あ、そうだ、節分なんだから豆もまかなきゃ。しかし買ってくるのを忘れてしまった。
どうするか……
……そうだ、うちにはいい豆もあったんだった。
こちら、岩手県久慈市の在来大豆「山白玉」。
野食会でお世話になっている野里さん(@nzt_chandler)から紹介されたもので、生産農家さん(野里さんの後輩)から直接送ってもらいました。
これを、焦げないようにスキレットで炒っていきます。
……ちょっと焦げた(´;ω;`)
まあいいや、いただきまーす
……Σ(≧∀≦)あまーい! 信じられないくらい甘い、この大豆!
脂っぽさも強いし、炒りたては歯ごたえがねっとりしています。へぇえ、同じ大豆でも全然味が違うんだなぁ……
これで豆腐とか納豆とか作ったらめちゃウマでしょうね。鬼にぶつけるのもったいないから全部食べちゃおう。
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