GW中の更新が滞っており、訪問してくださった皆さんには申し訳ありません。
干潟遊びやら釣りやらキノコ狩りやらでネタは溜まってきているので、これから少しずつ書いていきたいと思っています。
今日はちょっと小ネタをば。。
サバヒーはサバの代用になるのか?
先日アメ横センタービルで購入したサバヒーを食べたときに、身質や風味がサバに似ているなあという感想を持った。
そこで、サバと同じ調理法を試してみようと思ったのだ。
〆サバ・ヒー
サバといえば〆サバ、ということでサバヒーでも挑戦。
3枚に下ろし、
塩をまぶして2時間ほど水分を抜き、
甘めの寿司酢に1時間ほどつけてしっかりと締める。
本当はこのまま食べたいが、鮮度に不安があるので
焼き〆サバヒーに。
(・~・)
…
締めすぎて固い。
身質は悪くないし、身にもともとある酸味が酢と非常によくマッチしているのだが、もともと身に脂が少ないので加熱すると非常に身が締まってしまう。
鮮度が良いものを手に入れて、生で食べることができればかなりいいセン行くと思うのだが…
味:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆
サバ・ヒーの味噌煮
こちらは3枚に下ろさず筒のまま2つに切り、味噌とみりん、しょうゆなどでゆっくり味を含ませるように煮立てる。
煮詰めて照りが出てきたら、皿に盛り付けて煮汁をかけて完成。
(・~・)
…
おお、これはなかなか。
サバヒーは身にはそれほど脂がのっているわけではないが、腹腔内に大量の脂肪がある。
筒切りにしたためその脂肪が煮汁に溶け出し、コクが出た。
また皮や脂瞼にゼラチン質が多く、プルプルとして美味しい。これはサバにはない特徴だ。
身質はやはりサバに非常に似ており、ゴマサバを思わせるさっぱりとした味わいだった。
皮や腹身に植物食特有のひなびた青っぽい風味があり、味噌にとてもよく合う。
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
サバヒーは焼き物より煮物や汁物が美味しい
サバヒーの特徴はその脂肪のつき方にある。
皮下脂肪が少なく、内臓脂肪が多いので、そこを生かす調理法をするのが良いようだ。
また、皮や頭部のゼラチン質が豊富で、かつ青草の風味があるので、焼き物にすると香りがたちすぎてクセが出てしまう。
薄味の汁物に仕立てて香辛料を使うか、味噌などの風味の強いもので煮ることで、風味を生かすことができる。
一度生で食べてみたいなぁ…築地あたりに生食用が入荷しないだろうか。
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