「未熟な銀杏は甘酸っぱくて美味い」と聞いたので食べてみた

スポンサーリンク

先日、キノコポイント開拓をしてたら、見慣れぬ緑色の実がたくさん落ちていまして。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
 

未熟なギンナンはデザートになる!?

こりゃワンチャン食えるんじゃないか……? そう思い「未熟なギンナン 食用」でググったら、見事にヒット。

食べられる木の実を探そう!秋の野山の美味しい果実と探し方

「未熟なギンナンは甘酸っぱい味がして案外イケる」そうです。本当かしら? やってみるしかねぇな。

でも、毒性は?

ただ、いざ食べようとするとどうしても気になるのが、ギンナンの毒性。というのもギンナン、実は決して弱くない毒を持っています。この毒にはビタミンB6の吸収を阻害する作用があり、大人でも50粒、子供は7~8粒程度食べると、嘔吐や呼吸困難などの中毒症状がでるといいます。(一部のサイトに青酸配糖体アミグダリンが含まれていると行った記述がありますがガセのようです)
また、仮種皮(あのオレンジのブヨブヨ。イチョウは裸子植物なのでギンナンは果実ではなく種子であり、果肉は存在しない)も触るとかぶれる事がよく知られています。
これらのことから考えれば、未熟な種子(も果肉ではないのです)なんてある意味毒性の塊なんじゃないかと思うのです。

大丈夫かなぁ……そもそもリスクを負ってまで未熟なギンナンを食べる必要なんてあるのだろうか(反語)
まあでも「食べる必要のないものを食べない」なんて選択肢、茸本朗の手元にあったことはないからな。やっていくしかないでしょう。

未熟なギンナンを食べてみた

とりあえず、よく洗ったギンナンを、そのまま齧ってみました。

慌てて吐き出し、口を濯ぎました。この酸っぱさ、まさに激甚。

……(✗益✗)やっぱり酸っぱい
多少は弱まりましたが、多分茹で汁に酸が抜けただけでしょうな。これはどう調理してもうまくならないやつだ。無論絶対に甘くなることなどありえません。

半分に切ると、ギンナンの本来の部分である仁の部分がコロンと飛び出てきました。

……(・~・)無味だなぁ。無味ですね。ギンナンのあの魅力的なコク、苦味、香りのたぐいが一切ありません。熟しないとダメだね。

味:☆☆☆☆☆ 
入手難易度:★☆☆☆☆



なんとなくだけど、今回のギンナン、流石に未熟過ぎたかもしれない。
というのも上記のサイトには「そのまま味わっているとすぐに嫌なニオイがして吐き出してしまう」とも書かれているのです。今回食べたギンナンは全く臭いのたぐいはなかったので、単純に熟したりなかったのかなと考えられます。
もう少し黄色く熟して、多少黄色みが入ってきたくらいの段でたべたらまた変わるかもしれない。そういえばタヌキとかハクビシンとか、ギンナンの仮種皮よく食べてるもんね。

もう少したったらもう一度試してみたいと思います。

To be continued……

スポンサーリンク
 
スポンサーリンク
植物
スポンサーリンク
茸本 朗をフォローする
野食ハンマープライス

コメント

  1. あんなウ○コ臭の元、食べれるわけ無いじゃん
    と、思い込みだけで判断せず
    果敢に試してみる姿勢がステキです。

    そして期待通り、ヒドい目にあって
    笑わせてくれる姿もステキです。

    次回も期待してます!

タイトルとURLをコピーしました