植物

野食

海藻はフロンティアだ⑥ アガーの材料「イボツノマタ」を煮溶かして固めて「新海草」を自作した

先日のおきゅうともどき作りで失敗して以降、リベンジの機会をずっと探していた。 そして先週末、ついに僕はとある海藻を手に入れたのだ。 最終兵器イボツノマタ 西湘でのメバル釣りの前に、潮の大きく引いた磯でいつものように海藻探検をし...
野食

海藻はフロンティアだ⑤ 適当な紅藻を採取して寒天(おきゅうと)を作る

小学5年生の時に、東京から福岡に引っ越した。 僕は割となんでも美味しく食べられる性質だったので「異国の食文化」にもあまり苦労はしなかったが、それでもある日の給食で「おきゅうと」が出たときは面喰ってしまい、残してしまった。 おきゅ...
野食

海藻はフロンティアだ④ セイヨウハバノリ?を食べてみた

海藻を採取しようとすると困るのが、互いに似た種類が多くて同定が難しいこと、そしてそれ以上に、漁業権の制定の仕方がふわっとしていることだ。 神奈川県の規定でいうと、「あまのり」はおそらくスサビノリ、アサクサノリなどのアマノリ属を包括して...
スポンサーリンク
野食

海藻はフロンティアだ③ホンダワラ科 海藻味比べ

食べて美味しかったオオバモク以外にも、今回はホンダワラ科(ヒジキの仲間)の海藻をいくつか採ってきていた。 代表種のホンダワラ 葉に滑らかな鋸歯のあるアカモク 葉が短くて気胞(浮き袋)の目立つタマハハキモクである。
野食

海藻はフロンティアだ② ヒジキの代替?オオバモクは美味しい

春先の大潮の日にはたくさんの人が海辺に繰り出して、潮干狩りや磯遊びに興じる。 三浦半島周辺は、ギンポ釣りで有名になった鎌倉の和賀江嶋のような遠浅の海岸が多く、大潮の日には潮間帯の生物や海藻を手に取って観察することができるため人気が高い。 ...
野食

海藻はフロンティアだ① 海藻の魅力と採取の基礎知識

今更言うまでもなく僕はキノコ好きだ。 もちろん一年中大好きだ。 大好きだが、なにも今の時期(真冬)までキノコだけを追っかけなくてもよろしかろう、という思いがある。 ヒラタケもエノキタケも硬質菌も、ひとつひとつ注目すると非常におもし...
野食

天然の岩ノリを英国ウェールズ風に食べてみた

先日、新たなるゴンズイスポットを探してとある港をうろついていると、石積み堤防の途中に変わった模様の石があるのが目に入った。 不思議に思って近づいてみると… ははぁ、これは。。 ノリと言う海藻の中には、実はいくつかの種類があ...
野食

本土唯一のコショウの仲間・フウトウカズラを食べてみた

戸田からの帰り道、車内で急に尿意をもよおしたので、父に頼んで車を路肩に止めて貰った。 用を足してふと目の前の木を見ると、絡みつくつるに赤い実が生っているのが見えた。 これはひょっとして… フウトウカズラはコショウ科のつ...
野食

ヤマドリゼンマイはゼンマイの代用品になるか

先日、とある講演会でシダの話を聞いた。 講師の先生曰く、観察会などでシダの話をすると、まず第一に「食べられますか?」と聞かれるという。 とくに「○○ワラビ」という種類は多いので、解説の度に「あ、ワラビの仲間なんですね、なら食べられる...
野食

ネズミモチの代用コーヒーを作ってみたが…

ネズミモチという木がある。 黒い豆のような果実をたわわに生らせる常緑樹だ。 あ、街路樹で多いやつでしょ?というあなた、惜しい。 街路樹に使われているのはトウネズミモチという移入種が殆どのようで、ネズミモチは森林に行かないと...
タイトルとURLをコピーしました