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「僕は君を太らせたい!」
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漫画「僕は君を太らせたい!」単行本第1巻 発売中!!
残念ながら牡蠣の味はしなかったイノシシの睾丸ですが、レバー的風味でとりたてて臭みもなかったので、モツだと思って料理すればいいのではないかと思いました。
で、先日から何でもかんでもパイに包む日々を送っているわたくし、このゴールデンボールもパイに包んで焼きたくなってきたのです。
ほら、そもそも包まれてるじゃん、睾丸だし。
ということでやってみました。
イノシシの睾丸と黒トリュフをパイ包み焼きにしてみた
睾丸は半割りにしたものを使います。
塩コショウをしてキッチンペーパーで包み、しばらく寝かせます。
これをパイに包んで焼けばとりあえずは料理になるわけですが、それじゃちとつまらない。
というわけで
熟成が進んでそうなトリュフ(イボセイヨウショウロ)を一緒に包むことにしました。
金の玉と黒いダイヤ、響きだけならたいへん豪華ですね!
スライスしたトリュフを睾丸の上に乗せ、香りが出るようにバターをひとかけら乗せてからパイ生地でくるんと包みます。
卵黄を塗り、180℃に熱したオーブンで15分ほど焼けば…
あれ…睾丸のようすが…
屹立している……!
畜生またやってしまった!
イノシシの睾丸、先日まるごとフライにした時は内部からパンパンに膨れ上がり、まるで筋肉で服を破くビスケット・オリバみたいに衣が剥がれてしまったのですが、今回もまた内部組織が膨張した結果、パイの皮が突き破られてしまったようです。
せっかくのトリュフの香りが、オーブン内に拡散……!(;ω;)
気を取り直し、改めて刻みトリュフとワインのソースをかけて、試食してみることにします。
いただきまーす。。
…(´・〰・`)
うーん、いまいち。
なんかパッとしませんね。金玉はレバーの味するしトリュフはトリュフの香りするしでそれぞれ頑張ってはいるんだけど、合わせたことでなにか化学反応とかアウフヘーベンとか起こってくれるようなことはなかったようです。
残念。
味:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆
これむしろ、金玉をバターでゆっくりソテーしてペーストにして、そこにトリュフをドッキングさせた方がよかったかな。
レバーペーストならぬ睾丸ペースト的な。美味しいと思います。
ただね……自分も1匹のオスとして、睾丸をすりつぶすのはね……ちょっと、考えただけでタマヒュンしますからねぇ……
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