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「僕は君を太らせたい!」
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漫画「僕は君を太らせたい!」単行本第1巻 発売中!!
先週、とある撮影会でうさぎシェフちゃんのお手伝い(実食係)をしてまいりまして、
なんかすごいものが作られている pic.twitter.com/Tug1JGpCdd
— 茸本朗 「僕は君を太らせたい!」第1巻発売中! (@tetsuto_w) 2018年11月27日
そのお駄賃にとフォアグラをいただきました。
胃袋で貢献し、その見返りに高カロリー食材をいただく。茸本が痩せる日は果たしてやってくるのか……!
トリュフとフォアグラのパイ
さてわたくし、最近とある事情からパイ包み焼について勉強しておりまして、せっかくなのでこのフォアグラを使ってパイ焼きの練習させてもらおうかなと思いました。
フォアグラってすごく扱いが難しくて、失敗すると全部「コーンの香りのする油」にメタモルフォーゼしちゃうのは、フォアグラいじったことある人ならきっと常識だと思います。
その点パイ包み焼なら、火の通り方が穏やかになるので扱いが楽だし、出てきた脂もパイ生地が吸ってくれるので無駄になりません。
というわけでいろいろ調べていたのですが、フォアグラをパイ包み焼にするなら忘れてはいけない、絶対に合わせてほしい食材があるというので調べてみたら、それはなんと
トリュフ! とのこと。
ト、トリュフだって!?
…………あーよかった(;´∀`)エゾジカの肉とか貴腐ワイン用意しろだとかもっと高価なものを言われるんだと思ったよ。
トリュフなんてその辺の野原に転がってるし、電車賃くらいしかかからない安食材だけど、まあ合わせろというならそうせざるを得ない。
やっていきましょう。
ということで、熟成庫(冷蔵庫の野菜室ともいう)から、先日都内某所で採ってきて、よさげな熟成をしている日本の黒トリュフことイボセイヨウショウロ氏をひとつ取り出し、
切り出したフォアグラの上に乗せて、パイ生地で包み
卵黄を塗ってオーブンで15分ほど焼きます。
焼けた(≧ω≦)
脂が多少パイのお尻からお漏らししちゃってますが、この程度ならいいでしょう。
油が漏れる……尻から不随意に……うっ謎の頭痛が
その間に、スライスしたトリュフとシェリー酒とタマネギ、ワインビネガーとバターでそれっぽいソースを作り……
焼きあがったパイにぶちまけましょう。
できた。
いただきマース!
まずはナイフを入れて真っ二つに……
……ブフォワ!
くっさwwwトリュフくっさwww
すごいな、丸のまま包み焼きにしたトリュフってこんな香るんか……
まえにトリュフの天ぷらをやってみたときは香りがかなり飛んじゃったんだけど、これはいいですね。
「トリュフの香りってよくわからん」という方に、この香りを味わっていただきたいです。
しかしこのトリュフは大当たりのやつだな……芯まで真っ黒で熟成完璧。一息吸うだけで下半身がムズムズしそうです。
そして実食。
トリュフを1/4ほど切り出し、フォアグラと合わせて
一口でパクっと……
……うめー!!!!!wwwwなんぞこれwww
トリュフとフォアグラ、クッソ合うですな……!
具体的にどう合ってるのかと聞かれると全く説明できないんですけど、口に入れた瞬間に優勝しているというか、前々前世からつながりあるよねこいつらって感じですね。
一言で言うと尊い。彦いです。
味:★★★★★
価格:★★★★★
これまでいろんなトリュフ料理作ってきたけど、残念ながら今回のが一番うまいな……
フレンチになんて絶対負けないんだから! → やっぱりフレンチの技には勝てなかったよ…… みたいな流れでとても悔しいです。
トリュフは塊で食えってことなんだね、勉強になるゥー!
コメント
あの魚で試せと言う事か…(絶対ダメです)