○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
茸本朗 初の単著「野食のススメ -東京自給自足生活-」が発売されました!!
購入へのリンクはこちらの画像をクリック!
リアル書店でも、紀伊国屋さま、丸善さま、三省堂さま、八重洲ブックセンターさまなどの各店舗で目立つところに並べていただいています。
よろしければぜひ一度、手に取ってみてくださいませ。(ジセダイサイト内で試し読みも可能です)
購入された方、ぜひ通販サイト・アマゾンのレビューにもご協力ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
そういうわけで「見た目はコイ目、中身(筋肉)はブリ」な
ハクレンですが、昨日に引き続きまして今日は「ブリサイド」からのレシピを試してみたいと思います。
でもブリっぽい料理か……
これまでの調理実験から
皮さえ剥げば生でも美味い(Not 推奨)
皮があったら味噌でもだめぽ
ということがわかっているので、レシピの幅はそんなに広くないのが現状です。
どうしたもんか……
「ブリしゃぶは?」(天の声)
……!?
ハクレンしゃぶしゃぶやってみた
というわけでハクレンをしゃぶしゃぶすることに。
しかし、いかにハクレンがブリっぽい見た目をしていようと、身の旨味、風味のよさはブリに及ぶべくもなく、ブリ同様にしゃぶしゃぶして食べても撃沈は間違いないでしょう。
というわけでつけダレはちょっと工夫することにしました。
まず「川魚といえばこれでは?」ということで用意したのが
たで酢。
川魚というかアユ専用機ってイメージもありますが、とりあえず使ってみよう。
そしてベースには、風味を殺さぬよう薄口醤油を使おうと思っていましたが、釣り場からの帰り道にもっといいものが手に入りました。
白たまり。
醤油と違い大豆を使わず、小麦だけで仕込んでいるこの調味料(法律上醤油と言えない)は醤油と比べ味が柔らかく、甘みがあってしょっぱさに全く角がないうえに旨味がものすごいという特長があります。
淡白なハクレンの身をいいカンジに盛り立ててくれるのではないでしょうか。
ハクレンは一番ブリっぽさがある背身を用いて
薄くスライス……
できねぇwww
こいつら、皮下でも血合いでもないところに強烈な小骨(?)が何本もあります。
こんなん殺意しかないやろ……
それでもできるだけ薄く切って、それっぽく並べます。
やっていきましょう。
日本酒と白だしを合わせて沸騰させ、
そこにしゃぶしゃぶ。
ブリと違い寄生虫の心配があるので(生で食べといて言うことじゃないけど)中まで熱が入るように少々長めにしゃぶしゃぶします。
これを白たまりとたで酢のタレにつけて
いただきマース
……(・〰・)
うーん……不味くはない。
臭みもなくていいんだけど、パサパサだ……
ブリは皮下脂肪だけでなく、筋肉内にも脂が入っているからしっとりとした風味が楽しめるけど、ハクレンはそういうわけにはいかないんだね……
これならしっかり湯引きにして
からし酢味噌で食べたほうが美味しいや。
ごめんね白たまり。きみは今度ちゃんとした美味い刺身食べるときに使わせていただきます。
味:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆
これで味もよかったら「霞ブリ」とか「ブ■」とかいう名前で名物にできたかもしれないのに残念だねぇ……(優良誤認)
まあ、やっぱりコイ目はコイ目、コイ風にやっていくのがよいってことでしょう。
そもそも考えてみたらまだ中華風やってないじゃんね。明日はやっていきましょう。
コメント