かなり久々にアメ横センタービルに行ってきた。
なにか面白いものはないかとぐるり回っていると、
なんだあれ?
すみません、その箱って…
「スズキ!美味シイヨ!(≧∀≦)」
いやその奥の…
「タチウオ!美味シイヨ!(≧∀≦)」
じゃなくてその隣の…
「…1500円(^-^)」
…(名前わかんないんだな…)それ、1本1500円ですか?
「イヤ、全部デ」
じゃあ、それ下さい。
「ハイ!ドウヤッテ食べル?」
(客に聞くなよ…)いろいろやってみます。。
「ガンバッテネ!(≧∀≦)」
といった感じでうちにやって来たのは
謎のウナギと
ダイナンウミヘビ。
これで1500円、お買い得だったかそうでないかは
すべてウナギにかかっているといっても過言じゃない。
謎のウナギを捌いて食べてみた
死んだら死にっぱなしが当たり前のアメ横のウナギだが、ここでは珍しく首の後ろを切って締めてあった。
もちろんウナギは活けを捌くのが基本中の基本だし、死んだあとに締めたふりをしただけの可能性も多分にあるが、もしやばそうなら捌いていくうちにわかるだろう。
しかし寸詰まりのウナギである。
以前ここで同じような体型のビカーラウナギを購入したことがあるが、これはきれいな白黒ツートンカラーなのですぐわかる。
今回のものは色合い的には日本のウナギに近いが、体型が明らかに違う。
オーストラリアウナギ、またはヨーロッパウナギ辺りだろうか?
どれもニホンウナギの激減に絡んで輸入されるようになった代用魚で、味に大きな違いはないとされているが…
開いてみると、真っ白に見えるほどに脂が乗り、見た目はかなり美味しそうだ。
懸念の匂いもほとんど感じられないが…
むしろ、本来あるべきウナギの「川魚臭」すらほとんどないっていうのはどういうことだろう。
開いたものを3つに切り分け、フライパンでじっくり時間をかけて焼く。
一番尾に近いほうはすぐに脂がじゅうじゅう言って焦げ目が付き始めたが、頭よりのほうはなかなかそうならない。
よく観察してみると、尾側と頭側で脂の乗りが全くと言っていいほど異なっているようだ。
今回は蒸すのがめんどくさいので関西風で(頭は落としてるけど)。
たれを絡めて完成。
いただきマース
…(・〰・`)
まずくはない、けど…全然ウナギの味しねぇ。
何だろう、こんなにもウナギの見た目してるのに、味は完全にサバだ。
川魚らしい風味や、ウナギ独特の味わいが一切ない!
なんでしょうねこれ、もしや完全に海だけで養殖したとか?
それともイワシミンチあたりを餌に与えて育てたとか?
頭よりに脂が乗っていないことも、日本のウナギとは全く違っているような気がする。
これは代用に使うのは厳しいんじゃないかなぁ…
味:★★☆☆☆
価格:★★☆☆☆
アメ横でも、活けのニホンウナギはキロ8000円前後、ビカーラっぽいウナギも4000円ほどとそれなりな価格で売られている。
やはり安いウナギにはそれなりの事情があるということなのだろう。
というわけでこの買い物の真価は、遺憾ながらダイナンウミヘビsにゆだねられることとなった。
さて…どう調理しようか…
コメント
染めれば良かろうですね!期待しております。
黄色くしてやりました。美味かったです。
輸入物にしろ、貧相な味のウナギってのもあるんですね。
エサ食ってないんですかね。泥抜きを長くやりすぎたとか?
やりすぎたというより、もともと泥臭いところに居なかったのではないかという印象を受けました。つまり水のきれいなところで飼育されてきた、と。
こちらで、ガニクイと呼ばれてる 上り下りしない河口付近で居着いてるウナギに似てますね。頭が少し四角くて、味も そんな感じです。
ガニクイは味が良いものと聞いたことがりますが、そうでもないんですね。鮭児もそうだけど、やるべきことやってるもののほうがそれらしい味には成るんでしょうかね
こんにちは。
面白そうですねぇ(^^)
御徒町の反対側にはよく行っていましたが…。
石ばかり見てないで、吉池さんとか、センタービルまで足を伸ばせば楽しかったのに…
何とも残念。
僕はいつも石の街を通り抜けて帰っていますが、そちらも興味あります。
とはいえ知識が全くないし、高価なので手を出せないですけども。。
こんにちは、人間的に同じ匂いがするファンです。
タウナギではないですよねぇ?