東伊豆・網代港釣り禁止の衝撃について考察する

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先週末、ウツボを釣りに東伊豆方面へ行ってきたときの話。


新しい釣り友達であるゴリさん(野食新年会にも来てくれた方です)に車を出していただき、西湘を走りながらよさげなポイントを考える。
当日は予報以上に強い南西風が吹き付け、南向きの釣り場はどこも厳しい状況だ。



ある程度の水深があり、ウツボの隠れ家も豊富で北向きのポイントという条件で考えた結果、ここはやはり網代港大堤防が良いのではないか、という結論になった。
網代も風は弱くなかったが、風を背負う形で竿が出せるのでそこまで気にならない(クッソ寒いけど)


潮も良く、仕掛けを出してほどなく1匹目、続けて2匹目と掛かり、幸先よくボウズ逃れ。

よしきた

よしきた


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その後、港内に出していたブッコミ仕掛けに掛かったオオスジイシモチを餌に、ゴリさんが本日一のサイズをゲット。
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いやー網代まで来た甲斐があった良かった、ココアでも飲んで一息つきましょうか…と話していると、にわかに堤防入口方面が騒がしくなった。

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網代港大捕物顛末

振り返ってみてみると、我々の10mほど右、テトラの上に乗って竿を出していた男性をたくさんの人が取り囲んで声をかけているようす。
強い風で聞き取りづらいが、どうもただ事ではなさそうだ。

男性の手には1mちょっとの短い竿があり、竿先はケミホタルかなにかで明るく光っている。
ブラクリのような仕掛けがついているようだが、もしかして…?

「お前何してるんだ!見せてみろ!」

「何だこの仕掛けは!何を狙ってるんだ!」

「お前一人で来たのか?同行者は!隠すとただじゃおかねぇぞ!」

キレている漁師さんはマジで怖い。
しかもどうやらお巡りさんも横にいるようだ。


やおらこちらに近づいてくる。
「はい、全員釣り止め!ここは釣りダメだら!帰れ帰れ!!」
慌てて竿をどかすとお巡りさんが来て「ごめんねぇ、ちょっとクーラーを開けて見せてくれる?」とニッコリ。


ああ、なるほどねと思いつつ、ウツボがのたくっているクーラーを開けると、彼は苦笑いをしてどうもすみませんと言った。
そして「ここほら、立ち入り禁止だからさ、場所移ってもらっていいかな?」と続けた。


伊豆に限らないのだが、漁港や防波堤は基本的には「立ち入り禁止」の看板が出ている
そのうえで「漁師さんの好意で」釣りが可能になっているという体がほとんどだ。

とはいいながらも、網代漁港はあらゆる釣りの本やサイトなどに掲載される東伊豆の釣りのメッカである。
漁港街には釣具屋さんも数件ある。

「ほら、ここにも書いてあるだろ?」とライトで照らした堤防内の看板には「港内は漁港優先 釣り人はマナーを守って」と書いてある。
思わず全員で顔を見合わせて苦笑い。


笑いながらお巡りさんが言う。
「まあでもさ、漁港は漁師のものだから、漁師さんがダメって言ったら、警察としても禁止するしかないんだよね。」
「土曜日の夜でこれからって時に申し訳ないけどさ、どこか別の場所でやってくれないかな?」


その時港内よりから「イセエビ見つかったよ~!」との声が。
どうやら先ほどつるし上げられていた男性の連れが御用になったようだ。
やはり、彼らはイセエビの密漁者だったのだ。

短い竿に竿先ライトをつけて、夜にテトラで穴釣りをしている人はイセエビ釣りの人が多い。
茨城方面ではイセエビの漁業権が放棄されているので盛んに釣られているのだが、千葉からこちらはどこも漁業権があり、釣りも禁止されている。


「ああいうこともあるし、マナーもひどいしね。」

「(港内の道を指さして)路駐もひどいだろ?釣り人はマナーが悪すぎなんだよ。」

「今後は路駐の取り締まりもガンガンやってこうって話になってるし、もうここでは釣りしない方がいいよ。」

「気を付けて帰ってな。」


お巡りさんや漁師さんに逆らう気は毛頭なく、とはいえ場所を移るにもタイムアップまであと1時間ほどという時間の中で、やむなく納竿を決定。
こればかりはもう、どうしようもない。

網代港が釣り禁止になるということ

帰り際、密漁者を取り締まっていた「怖い」漁師さんと一緒になった。


「兄ちゃんたち、どこから来た?(東京です)そうか、なんかごめんな。」

「網代もよう、魚採れなくなってきてよ、みんなピリピリしてるら。それだのにあんな風によ、高いものばっかり獲って行かれちゃあさ、オレたちも困るわけよ。イセエビなんてさ、オレたちの大事な飯のタネなんだよ。」

「ゴミだってすごいし、仕事にならなくなっちゃうからさ。申し訳ないけど、釣りはもう禁止だよ。」

「巻きこんじゃってごめんな、夜だからさ、気を付けて帰ってくれよう。」


そう、漁師さんってホントはみんな優しいんよね。
めちゃめちゃ釣り人を敵視している人もいないでもないし、時に釣り人に対して高圧的すぎてトラブルになることもあるけど、基本は我々釣り人がトラブルの素であることが多い。

今回は密漁者がその発端になったけど、漁港内のゴミや路駐など、釣り人絡みの問題のすべてが複合的にかみ合って今日の事態を招いてしまったのだ。


釣り人にとっては、ずっと釣りを黙認してきたのにいきなり梯子を外されて、恨み言を言うなというのは難しい。
でも、本来は漁港での釣りはやっちゃいけないこと。
だから、「黙認してもらえる」為に必要なことは全部やらないといけないし、1人でもマナーを破れば連帯責任で厳罰なのは当たり前。


今回のことで網代港が「全面釣り・立ち入り禁止」になるかはまだ不明だが、少なくともこのときは港内の小突堤で釣りをしていた人も全員聴取され、立ち退かされたようだ。
近隣に駐車場も多くなく、駅からそこまで近くもないこの堤防での釣りが、実質的にも禁止になることは容易に想像できる。



そして今回の件はきっと嚆矢にすぎない。

網代が釣りはNo!と言った事実はかなりのインパクトを持つと思われ、これが同じ東伊豆の有名釣りポイントである伊東港、稲取港と波及していくこともあり得なくはない。
全面禁止とは言わずとも、港内の船着き場や防波堤、テトラが釣り禁止になれば、釣り場としての魅力は大きく減衰する。
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そう、釣りの好ポイントって漁師さんの仕事場とモロかぶりなんだよね。
考えてみれば「黙認してもらっている」という今の状況が奇跡なわけで、ちょっとでもバランスが崩れたらドミノ倒しのように、すべてがダメになってしまいかねないのだ。


現に西伊豆方面ではイセエビの密漁がらみで夜釣りが禁止されたり、立ち入りそのものが制限されているところも出ている。
波の荒い外洋向きの堤防では波消しのためのテトラが入っているものが多く、密漁者を排除しようとすれば釣り禁止とならざるを得ない。

僕ら釣り人はできることをやろう

既にうすうす気づいている釣り人も多いと思うが、漁港を汚さない、ごみを散らかさないといった基本的なことを含む「釣り人のマナー」は根本的には向上し得ないものだ。

昔と比べて魚が減るなかで、少ないパイを奪うために細い仕掛けでタイトな釣りをしようとすると、どうしても根掛りや高切れが頻発する。
釣り具もそれを前提に、安価で使い捨てのものばかりだ。

海に潜れば海底はエギの残骸だらけ、漁船をつなぐロープはソフトルアーとリグだらけで、状況改善の傾向は全く見られない。


だから今後も、堤防や漁港は釣り人を排除する方向に進むだろう。

僕らにできることは今ある釣り場がなくならないように精一杯努力をすることと、漁港など施設での釣りをできる限り控えることぐらいだろうか。
浜や磯などの自然海岸でも、テクニックを磨けば十分に戦えるし、魚たちも少なくはない。


他には、ゴミを捨てないのは当たり前として、根掛りや高切れをしないようにするというのももっと注目されてもいいように思う。
「仕掛けは細ければ細いほど良い」という最近の風潮には正直うんざりだ。
「2lbラインで釣れた尺メバルより5lbラインで釣った20㎝の方が価値がある」というように考え方をシフトしていかないと、この傾向は収まらないんじゃないだろうか。

僕はガサツな性格なので細仕掛けを使うことはそもそも無いが、とくにウツボを釣るにあたっては「不法投棄された自転車も釣り上げられるような」ごつい仕掛けを使い、根掛りを防ぐために落とし込み(ズボ釣り)だけにこだわるようになって、釣果的にはかなり減ってしまったと思う。

他の釣りでも、例えば毒魚やその他キケンな魚がかかっても、ハリスを切ってリリースなんてありえないから、外そうとして手を刺されたり、ケガを負うこともままある。

それでも海底に糸や針、そして毒性重金属の鉛の塊を放置するよりはずっといいかなと思ってやってきた。


これらの努力に加えて、できるだけ釣り場周辺の経済に貢献するのも、地味だけど効果があると思う。
餌や道具は地元の釣具屋で購入する、漁師さんがやってるご飯処で食べる、はてはそこの宿に泊まるetc.
これで少なくとも「ただの邪魔者」から「ウザいけど必要悪」くらいまでレベルを上げられれば、今回みたいな事態になるのを防げるのではないか。

網代港よまたいつか

網代に実家がある僕にとって網代港は完全に地元だったし、これからずっと付き合っていく予定の釣り場だった。
これが失われてしまったかもしれない現状は耐え難いし、喪失感はいつまでも消えないだろう。
身につまされて初めて気づくこの辛さ。


いつの日か再び全面開放される日が来ることを祈りつつ、他のポイントを開拓していきたいと思う。

2017.2.6追記
地元釣具店さんによって、釣り解禁のための具体的な活動が展開されているとのことです。
観光課へ行ってきました
関係者全員にとってベターな着地点が見つかることを祈ります。



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魚介その1(魚系) 釣り ウツボ
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コメント

  1. 佐倉の山口さん より:

    はじめまして。
    釣り場で金を落とせ、激しく同意です。最近流行りのアニメの聖地とか見ると「そんな所アニメ放送のずっと前から大量に釣り人居たやろなんだこの扱いの差は!!」とか思ったり。釣り人ほど過疎ってる所に大人数で来る人種もいないわけだから少しの努力で地元の人の釣り人に対する印象も変わる気がしますがねー…。

    • wacky より:

      「聖地商法」的に言えば間違いなく網代は釣りの聖地でしたもんね。

      アニオタだってはじめは「よく分からん奴ら」くらいの扱いだったけど、やっぱり行った先で買い物しますからね、今のように自治体レベルで三顧の礼で迎えられるようになって…釣り人としては羨ましい限りです。

      とりあえずみんなで釣り人アピールしながら網代のイカメンチを食べまくって心象を良くするところから始めましょう。。

  2. えむっち より:

    むー。キノコの入山料みたいに、有料化してもらうのが一番な気もします。
    けど、漁港の土地や海の権利ってどうなってるんでしょうね・・・金取るとするとその辺の問題が出てきそうな気が。
    なんか漁協とかの権利がはっきりしてないのが問題のような気もしてきます。
    (自分が知らないだけな可能性大ですが)

    • wacky より:

      有料化すると、柵をつけたり設備を整えたりする必要が出てきますし、何より事故が発生したときに責任問題が発生してしまうんですよね。
      現状なら釣り人が死んでも「自己責任」なんですけど。

      熱海の場合はすでに熱海港釣り公園がありますし、網代を有料化して整備することは考え辛いと思います。
      残念ですが…

  3. 廣瀬 修 より:

    漁港は私有地に該当するんでしょうね。所有者が「人が来て困る」と言えば警察は部外者を排除するしか無いのでしょう。

    例えば河川の様に漁業権の販売と言う手もあると思いますし、釣り公園の様な設備を設ける等ありますが・・・。
    「金払ってるんだから良いだろ、客だぞ」「金を払ったのに釣れないぞ」と言ったトラブルも懸念されるし。
    難しいですねぇ。

    釣り人も漁業権が設定されている魚種や動植物があると言う事を知らな過ぎるし、海の中が見えない事もあるんでしょうね。クロダイ等の釣りに団子禁止とか撒き餌禁止になっていても海の中が見えないから「自分だけは」とか「このくらいなら」等考えて使うんでしょうね。
    でも、最低限はその場所(他所様の場所)を借りているんだと言う意識とマナー(大雑把過ぎるけど)を守る事は必要ですね。

  4. 根魚。 より:

     はじめまして。小学2年生から大学3年まで三浦市民だった者です。
    幼少の頃、友人と近所の地磯や堤防に釣りに行くことが最大の楽しみでした。冬場に小さなメゴチが釣れてかじかむ手で針をはずそうと四苦八苦したことをはっきり覚えています。ハリスが海中に残ることや針がついたままリリースされたメゴチに対し子供ながらものすごい抵抗感があったからです。祖父は漁師で父は港湾労働者でした。「採った魚は食え!食わないなら逃がせ!」と教えられてきました。
     三崎の白灯堤防の一角が釣り人により捨てられたビニールゴミで山のようになっていて、風や波によって海中投棄になってしまうのではないか?家に持って帰って捨てるにも多すぎて・・・漁師さんや市の職員さんが片付けているから大丈夫だと自分に都合よく言い聞かせて帰路についたことも忘れられません。
     釣り人のマナーの悪さと私自身の釣りによる根掛かりや高切れで海中に残ったオモリや糸などが気になって釣りから遠ざかっていました。しかし、齢40を超えて残りの人生を考えたときに海から離れた生活に非常なさびしさを感じ釣りを再開しました。海の良さや大切さは見るだけではわかりません。関わって初めて感性のレベルでわかると思っています。可能な限り自然環境に負荷をかけず、海を生業にしている人に迷惑をかけず、一般市民として海との共生するにはどうするか常に悩む日々です。

  5. さかどくん より:

    こんばんは(^^)
    そーですね。地元に落として頂けるとありがたいのですが、こちらでは過疎ってしまって店が余りありません。。
    数年来、エギングのイカ墨で汚れるので困っていましたねー(^^)

  6. M☆ より:

    うわ!それはショックですね´д` ;
    伊勢エビの密漁釣りがあるのを初めて知りました。
    マナー向上、ゴミを捨てるなよって思っても行動に移せない自分が歯がゆいです。

  7. doiken より:

    すごく共感しました。
    みんなが、自分の遊び場を守る意識にならないと、解決しないと思います。
    普通に考えて、船の係留索にジグヘッドやサビキ仕掛けを刺して知らん顔というのは、明らかに倫理観の欠除と非難されてもしょうがない行為だと思います。
    そういうところから、釣り人自ら互いに注意しあって、マナーのできた人がいつか多数派になり、漁師さん達と普通に会話できる日が来て欲しいです。
    漁師さんって何気にお休みも釣りしてる人多いので、マナーさえ守れば、和解の可能性は充分あると思います。

  8. nam より:

    はて、網代漁港の所有者は静岡県熱海土木事務所であり、漁協ではないはずですが(https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-430/ajiro.html)。密漁の取り締まりはいいとしても、釣り禁止を主張するにはもう少し根拠を説明してほしいですね。
    確かにマナーの悪い釣り人の問題は困りますが、環境省や地方公共団体がきちんとしたルールを作ることで対応できると思います。
    密漁は論外ですが、密漁のほとんどはプロの漁師によるものであり(http://www.web-22.com/keihou/keiho_mituryo.html)、それに一般の釣り愛好家が巻き込まれるのも腑に落ちません。
    私にはこの釣り人と漁師の間の問題は相互の誤解やルールの欠如が原因だと思います。釣り人もこれから釣りを続けていきたいのであれば、釣り人の団体を作り、漁協や政府と共に自らルール作りに関わったり、釣り場の保全活動をしたりして、我々の持つ釣りをするという自由を積極的に守っていかなければならない時代になったのだと思います。

  9. これ より:

    いつも楽しく拝見しています⤴✨
    この伊勢海老密漁は、釣り人にとって痛いニュースですね。
    漁師さんと揉めるは、この間千葉の小湊でもあったみたで、神奈川釣り公園でさえ漁師さんと揉めるたって話がありました。

    私もおかず釣りたい人なので、仕掛け太い方がロストしなくていいと思う人です。

    釣り人がマナーを考えれるといいですね。

  10. のると より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。

    私もあの夜に現場にいた者の一人です。白灯先端部でイカ釣りをしていて、テトラのあたりで2人組が騒いでるな~と思ったら赤い物体を釣り上げた所でした。
    白灯部からは離れていたので良く見えず「スルメじゃないな」「アオリか?」と他の釣り人が話していたのですが、まさかイセエビだったとは・・・
    警察が来たときに初めて知らされました。

    一部の「自分さえ釣れればいい」と思っているああいう馬鹿共は、自分で自分の首を絞めていると気づかないんでしょうかね?最近平塚新港、大磯港もかなり厳しくなったと聞きますし・・・二度と釣りをする気が起きないくらいに重罰を科してもらいたいものです。

    ああいう所で穴釣りしてたら絶対ウツボかかるんだよな~とこのサイトの事を考えていたらまさかあの場にいらしたとは・・・わからないものですね。

    • wacky より:

      先端でイカ釣りをされてた方ですね?奇遇です、はじめまして(笑)

      密漁軍団はテトラの上で、海面をヘッドライトで照らしまくっていたんでおかしな人たちだなと思っていたんですが、仕掛けがブラクリっぽかったんでカサゴでも狙っているんだと思ってました。
      とはいえ夜に穴釣りってのも変な話ですからね…もう少し訝しげな眼で睨んでやればよかったなぁ。。

      網代港は数年来スルメイカ釣りで有名ですからね。あそこがダメになるとすればつらいですね。。

  11. 夢の天秤 より:

    なんともひどい目に合われましたね。しかし、まさか禁止になっていたとは・・。
    漁港近くの個人釣具店だと、イセエビ竿売ってますよね。
    大手では見たことない可愛い竿だなと手に取ると、思いっきりイセエビの絵が。
    故郷の北海道では、ケガニとウニは取り締まってるのに、イセエビはいいのかよと
    思ったものでした。
    磯竿や投げ竿等、明らかにイセエビ釣りではない場合は、見逃してほしいですが・・

    最近流行りの細仕掛けは、新しいビジネスでもあるのでしょう。
    特に沖釣りでそう感じます。
    今まで使っていた竿とリールが、LTの流行のせいで使いづらくなってるんですよね。
    LTしかやってない船も増えてきて、また新たにLT竿と小型電動リール買うのかよ、と
    腹が立つこともあります。
    LTだと、外道に青物なんかかかると、やり取りに時間がかかるし、手が痛くなります。
    しっかりしたタックル、仕掛けのほうが釣りやすいと思うのですが。

    • wacky より:

      LTブームは僕も個人的にはどうかと思ってます。漁師さんにとっても、漁場を荒されることになるだろうしあまりいい顔していないと思うのですが。

      釣り味って、自然を破壊してまで欲しいものですかね?
      ばれ易い仕掛けを使うから魚も傷つくし…

  12. 下多賀の人 より:

    初めまして、伊勢海老密漁の記事を勝手ながらフェイスブックで投稿させて頂きました。
    自分も網代港で釣りをするのでこれからどのようになって行くのかとても心配です。
    ゴミ拾い、イカの墨跡、今まで以上に気おつけて意識していかないといけないですね。
    シェアがまずいようでしたら取り消します。

  13. 通りすがり より:

    上のほうでも書かれている方がいますが、網代漁港周囲の埋め立て地等の所有は静岡県です。が、所有と実際の現地管理が同じとは限りません、漁港として整備されているなら尚のこと優先権は現地の漁協にあります。
    港に関連した土地の使用が制限されるのは釣り人だけに限らず、地元の団体が使用する場合にも原則として土木事務所よりも漁協の意向を優先されております。

    密漁やBBQについてですが、釣り場になっているところで以外の網場でのBBQが問題になったことは過去にあります。海老や貝類の密漁対策は過去に漁協が限定漁業権を販売していましたが今はどうかな?結局効果無しだったとしてやめてしまっているかも。

    熱海土木へも要望されていた有料駐車場ですが、なにせ網代なので土地がありません。
    現在埋め立てた箇所へも「今の網代に必要があるのか?」と計画当初から反発があったほどなので追加の埋め立てもほぼ不可能でしょう。網代はこれでも過去のアレコレがあったりで事業優遇されているのですけどね

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