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福岡で野食会やります!
現在参加お申込み受付中です。。
いつものパターンだと、確実にご参加いただくには「持ち込み枠」にて申し込まれるのがいいと思います。たぶん手ぶらはすぐ満席になると思います。
福岡野食会の持ち込み食材ですが、ふつうに「姪浜の朝市で買ったテナガダコ」とか「奈多で釣れたサゴシ」とか「室見川のハゼ」とかで良いんですよ。むしろそういうのが嬉しいです。できれば軽く加工してきて貰えるとありがたいけど、生のままでも大丈夫です。当日一緒に料理しましょう。
— 茸本朗(野食ハンマープライス) (@tetsuto_w) 2018年7月21日
クマゼミ肉続き。
これで何を作ろうかと小一時間悩んでいたのですが、ふと「昆虫の外骨格は甲殻類のそれとほぼ同じ、であればイイ出汁でるんでは?」と思い、やってみることにしました。
肉をほじりだした後のアラ(頭部と腹部、脚など)を鍋に入れますが、でもこれだけではちょっと味が薄そうなので
ドアを開けて、マンションの廊下に転がっていたアブラゼミを追加することにしました。
追いガツオならぬ追いゼミですね。
食材としてのセミは、この気軽さが大きな魅力です。飛んで火にいる夏のセミ肉。
水が半量になるまで煮詰めていくと
なんかいい色の出汁取れてるゥー!!
味を見てみましょう……
……(`・〰・´)
うーん、色味ほどには味は濃くないな。でもわずかですが旨味もあります。
あと、おもに腹部の消化管だか生殖器官だかに由来すると思われる、ちょっと青臭いような香りがまるでハーブのそれのようで、結構心地よいです。
これは使えるぞ。
エキゾチックな香りのする出汁は、エスニックな料理に使っていくのが吉でしょう。
ということでスープをもう一度煮立て、
トムヤムペーストを溶きます。
ナンプラー、砂糖、レモン汁で味をつけて、レモングラスとコブミカンの葉を追加。
ここに穿り出した胸肉を浮き身として入れて……
……浮かない!
セミ肉、意外と比重があるんすね。
まあいいや、セミ(クマゼミとアブラゼミ)のタイ風スープ「トムヤムセミ」完成!
まずはスープを一口……
……(≧〰≦)ヨイ‼
旨味の部分はほとんどナンプラーに依存しているけど、香りはしっかりとセミです。
やっぱりカメムシ目だけあっていい香り要素持ってんな!
肉もギュッギュとした噛み応えがあり、スープの中でも存在感を失っていません。
筋繊維が短いからあれだけど、でもホタテやカニのような食感を感じられることもあります。
大量に口に含むと結構幸せな味。
腹部は完全に出がらしだね。
100匹くらい集めたら単体でスープにできるくらいの出汁が取れるかも。
味:★★★★☆
価格:★★★★☆ 手間賃がなー
セミやっぱり美味しいな。
福岡野食会ではクマゼミの持ち込みを歓迎します。突き出しの枝豆みたいにして食べたら面白くないすか?
例年ならシーズン終わり気味だと思うけど、今年よくわからんからなぁ……
コメント
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000063-asahi-soci
所見お願い致します
Twitterの方で言及させていただいています(`・ω・´)お手数ですがご参照いただけますと嬉しいです
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ありがとうございます