アナグマ肉

こんにちは、リクエストがあったのでうまいうまいと言っているだけの記事を書きます。
みなさんは、リクエストですか？


にゃごさんにアナグマ肉を頂きました。

にゃごさんは猟師さんから頂いたジビエ肉をおすそ分けしてくれる人で、彼女と知り合ってから新たに食べた肉の種類数は僕のこれまでの人生のそれを上回っています。

アナグマはジビエとしては無名な方だと思いますが、最近友人がみんな食べては褒め　褒めしていて、読むと色々なわかりがあります。
地域によっては畑を荒らす害獣になるほか、イノシシ猟の副産物で獲れることもあるらしいですが、いまはモモ肉です。

頂きましたというけど実際はもうだいぶん前に頂いていて、カメをあれする前に練習（精神的な）になるかと思ってそれまで冷凍庫に眠っていたものを調理しました。


さらにいえばアナグマを食べること自体は初めてではなく、タケノコをあれしに茨城に行ったときにバーベキュウにして食べています。

にゃごさん作アナグマの脂身の燻製（ほんとうにうまい）

脂身を鉄板で焼いて染み出た油で肉や山菜を焼く人々

焼く

玉置さんが持ってきてくれたイノシシ肉もアナグマ脂で焼いています。

これは一緒に焼いたタケノコ

ともかくアナグマの脂はうまく、生命への感謝が生まれ、皮下脂肪になります。冷凍庫の肉塊にも期待が持たれます。

アナグマのモモ肉

切っていきます

骨から適当に切り出す

はい

脂身が分厚く、包丁はすぐなまくらになります。

骨付き肉から焼きます

焼けました

付けあわせはにんじんのグラッセ

味ですが、赤身肉はくせがなく、少しだけジビエ的なあれがありますが、おいしいです。正直シカ肉よりすっとおいしい（シカ肉がまずいというわけではない）塩コショウと焼肉のたれのどちらでもOK。

僕は獣臭さが苦手な性質なのですが、全く気にならないというか、ちょうどいい感じでうまいです。

脂身はじっくり火を通さないとしつこさがあり、また熱した鉄板の上で溶けた脂があれして超電導状態になり火が通りにくいですが、ほんとうにうまい。しつこさもなくばくばくとたべられ、胃袋は終わっていきます。
これまで最もおいしい脂は薩摩黒豚のそれだと思っていましたが、アナグマが殴り込む形式になります。


一緒に頂いたキジバトは

羽をむしり毛を処理して

焼いて食べました。鶏より味が濃くて美味しかったです。おわり

※この記事はグルメブログ界の巨塔 「パル」へのオマージュとなっております。

※にゃごさんいつも本当にありがとうございます！　連れがアナグマ肉を大変気に入ったようで大好評でした。近いうち岡山から魚が来るのでまたおすそ分けしますね！