「野食のススメ」第8回の記事が公開されました。
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星海社Webサイト「ジセダイ」で
「野食のススメ 東京自給自足生活」
を連載しています!!
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先日、特段の理由なく近所のドンキホーテを訪れてみたら、2階に入っていたマイソウルスポット「肉のハナマサ」が撤退してしまっていた。
そして、ドンキ本体が「メガドンキホーテ」になっていた。
ご存知の方も多いと思うが「メガドンキ」と普通のドンキとの違いは「生鮮食品の有無」である。
最近神奈川方面にもメガドンキが増えてきており、これはこれで肉が安かったりするのでありがたく利用している。
でも、ハナマサと比べたらやっぱりちょっとねぇ……だってほら、ユニークな肉とか売られてないじゃんねぇ……
ファッ!!?!!?!?!???111
ワニ売っとるやんけwwwワロタwwww
ハナマサでも見たことないぞwww
キロ4000円と安くはないが、当然のように即買い。
ワニ肉、おいしそう
ヤクルトスワローズファン、阪神タイガースファンにはおなじみのワニ肉だが、日本ではあまり利用されず、ゲテモノ料理店の類で見かけることが多い。
フロリダでは普通に食べられているという証言もあったが、先日むしろ逆の事件があって、現在フロリダでワニの話をするのは憚られるかもしれない。
僕も食べたことはおろか、見るのも初めてだ。
しかし、意外にも静岡県で食用に養殖されており、近隣ではレストランもいくつかあるそうだ。
今回のものはオーストラリア産だが、これも間違いなく養殖されたものだろう。
種類はクロコダイル系統らしいけど、なんだろう。イリエワニかな?
とりあえず、切ってみると
おお、意外に脂が多い……!?
ミドリガメやワニガメの経験から、爬虫類肉が意外と高脂肪なのは分かっていたが、それにしてもまるでベーコンのように分厚い脂の層ができているというのは意外だった。
白く、上質なラードのように滑らかなさわり心地をしている。
筋肉は色合いは鶏ささみのようだ。
よく「ワニは鶏の味」というけど、見た目の時点でもそっくりと言ってもいいだろう。
ワニ肉を低温調理で食べてみた
さて、初めてワニ肉を食べるのだから、まずはシンプルな調理で食べてみたい。
そうなるとソテーということになるのだろうが、カチカチに冷凍されており、これを解凍してから焼くのは時間がかかるうえに水っぽくなってしまいそうだ。
となれば、やはり
こうするしかなかろう。
というわけで63度で数時間、加熱してみることにした。
2時間後、引き上げてみると
全体的に白くなり、脂肪部分は半透明になっていて火が通っていることが確認された。
オリーブオイルを引いたフライパンでさっとソテーし、スライスして塩コショウで味付け。
さあ、いってみよう!!
……(`・~・´)
うん、美味しいなこの肉。
脂がくどくなくて軽く、さっぱりとしている。
少量の脂をコラーゲンが閉じこんでいるような感じで、まるで上質な黒豚で作ったとんかつを食べている時のような感覚だ。
筋肉は予想通り淡白で、ややパサつく。
ブロイラーの鳥胸肉を何の工夫もなく焼いた感じに近い。
ワニの生態と瞬発力を鑑みるに、全身きれいな白筋なのだろう。
低温調理でこれだと、上手にソテーするのは結構難しいかもしれない。
脂肪の層と一緒に食べることで輝けるタイプ。
臭みは一切なく、ワニを想像するような要素は一切ない。
冷めると皿にぴったりと張り付き、コラーゲンの多さもばっちりアピールしてくる。
味:★★★★☆
価格:★★★★☆
いい肉だね!
ビタミンB6,12やDHAなんかも多く含まれてるみたいだし、もうちょい安ければもっと普及するかもね。
コメント
キロ4000\!!ふおお、、なかなかのお値段ですな…。
試してみたいけどブラジル産鳥モモがいくつ買えてしまうんや!
養殖が盛んになっていつかお手頃価格に…( ^ω^)
わし生きてる頃に叶わない気がする…。亀と違って野生にいないのも難しいですな…。
いたらいたで自分がパックンチョされそうですが(‘A`)
十年位前迄でしょうか。かつてレッドロブスター(あのファミレスチェーンですよw)でアリゲーターフライを出していました。
サルサソース添えでとても美味しかったです。記念カードもくれました(手元にないけど残しておけばよかった)
資源減少とかでメニューから消えてそれっきりです。…ああ、もう一度食べたい!
かの「奇食の館」で絶賛されてましたね、ワニ肉料理を出すお店が。
残念ながらそこはもう閉店されたみたいですが、ワニの握り鮨とか
ワニのお汁粉とか、ワニ肉は和食との相性も良さげな感じしました。
なので再挑戦希望