きたる9/8(日)メシ漫画家コラボレーション野食イベントやります!↓↓
つくろう! 野食めし!!
日時:9月8日(日) 13:00開始 18時ごろ終了
会場:ダイニングバー カナリア 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1丁目5−4 B1西 サザングランドハイツ
料金:2,000円(ソフトドリンク飲み放題込み)
アルコールはキャッシュオン形式にてご提供します。
「すきまめし」「ごはんの時間割」の著者・オカヤイヅミ先生にヘンテコ野食材を託し、どんな料理に仕上がるかをワクワクしながら待つ、みたいなイベント……になるのかな?
一応ぼくもなんか作ります。
お酒はキャッシュオン、かなり安く提供していただけるようなのでお酒目当ての人もどんどんお越しください。酒に合う飯作るぞ!
参加ご希望の方は問い合わせフォームからご連絡くださいませ(`・ω・´)
お待ちしております!
緑色のイチジクは特別な味
昔、ワインの仕事でフランスに買い付けツアーに行ったときに、ブドウ畑の脇にイチジクの木が植えられているのをしばしば見かけました。
これは何ぞやと思い、畑のオーナー夫人に聞いてみると「いいブドウを育てるには土中の水分量を知る必要があるわ。イチジクの樹がしっかりと育つ土壌は、ブドウにとっても好ましい水分量なの。」とのこと。水分量メーターとして植えられていたわけです。
採って売らないのか? と聞くと「売りはしないけど、美味しいわよ。食べてみる?」と言いながらおもむろになっている実に手を伸ばします。
え、ちょっとそれ、まだ緑色じゃん!
「これはもう熟してるわ。食べたらわかるわよ」
そういって、ピンポン玉大の濃い緑色をした実を手の上に乗せてくれました。
半信半疑のまま食べてみると……めちゃくちゃ甘い!!
イチジク特有の水っぽさや独特なボンドっぽい匂いが全くなく、柔らかくもぎっしりとした果肉の濃厚な甘みが口の中に広がります。
種類を聞いてみましたがFigue vert(緑のイチジク)とのこと。ヒントにもなりません。
その後、市場や青果屋を覗いてみても見つからず、日本に帰国してからも方々をあたりましたがついに見つけられませんでした。
しかし先日、福岡が誇る大人気道の駅「伊都菜彩」を冷かしていたところ、緑色のイチジクを発見!!
バナナクイーンという名のそのイチジクは、濃い……とは言えませんが、明るい緑色をしており、果肉はぎゅっとしまっているようです。
これはもしかするとあのfigue vertかもしれません。すぐに購入し確認してみることにしました。
さっと洗ってカットしてみると……
……なるほど、普通のイチジクと比べると果肉、種子(花)の部分とも、やや水分が少ないような印象です。
色合いは爽やかなピンクで、なんというか……露出した傷口みたいな生々しさがありますね。
いただきマース
……(`・~・´;)むむっ、これは……
果肉は予想通りよくしまっており、サクサクとして歯ごたえがいいです。それでいてパサつく訳でもなくジューシー。かなり美味しいです。
イチジク嫌いの原因になる、あのボンドっぽい匂いもほとんどありません。
花の部分もプチプチとして心地よい歯触り。
しかし、あのFigue vertと比べると、甘みが薄いですね。
このバナナクイーンは普通のイチジクよりもう少し爽やかな甘さで十二分にうまいのですが、Figue vertはまるでハチミツのようなネットリとした甘味がありました。
やっぱり種類が違うのか、それとも南仏のカラッカラの大地で育つとあのような濃縮感になるのか……
引き続きの調査が必要みたいです。
味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆
バナナクイーン、甘さだけならとよみつひめの後塵を拝する感じですが、このサクサクとした食感やイチジク独特の匂いの少なさなどは好きな人も多いと思います。あるいはイチジク苦手な人にも超オススメ。
見つけたらぜひ食べてみてください! 美味しいよー!
コメント
一般的には「バナーネ」「ロングドゥート」と呼ばれる品種ですね。拝見させていただいた写真のものはまだ完熟ではないようですが、この品種は樹上で完熟されるとハチミツのようなねっとりとした濃厚な甘みになります(糖度25%ぐらい)。日持ちがしないので完熟品の販売はほとんど見ないですが、栽培は簡単ですのでチャレンジするのもアリかも。
あれ? 蓬莱柿をもしやご存じない??
栽培されてるのは 九州の一部だけなのでしょうか?
まさに 緑のイチジクで 天候さえ良ければ(今年はだめかも( ノД`)シクシク…
まったりねっとりめっちゃ濃厚なのですが…
今日東名走ってるときに音声だけで聞いていた静岡のローカル番組でそんな感じの緑のまま完熟する無花果紹介してましたよ。
望月園芸さんてとこでバナーネって名前のフランス原産種育ててるようです。
イチジク美味しいですよねー
緑イチジク グリーンフィグ
でしょうかね〜
フランスで白イチジクだったらバナーネ(バナナクイーン)の可能性が高そうです。
味の特徴のねっとりとした甘みと言うのも秋果なら当てはまります。
購入されたものは今が秋果の時期なのですが始まったばかりなのでまだ少し早いか、実が崩れないように早取りしたものかもしれません。
秋果は8月下旬から10月頃まで(場所によると思いますが)採れるようなので同じ商品があればしばらく継続して買ってみてはどうでしょうか。
皮が薄くて実崩れする品種は早取りされる事が多いので完熟が食べたければ自分で育てるのもありかと思います。
イタリアでしたらカラブリアの名産ドッタート種のイチジクが有名なのですが、フランスだとなんだろう、食べてみたいです。
多分ご存知かと思いますが、こういうのお好きそうなので置いていきます
イチジクの品種一覧:120種類の特徴と風味の違いについて
https://fruitplantsvariation.blogspot.com/p/itijiku-shurui-figs-varieties.html
イチジクは熟度であの樹脂臭も含めかなり味も食感も変化します。
確かに品種による差もあります。しかし、市販されているのは早摘みのものが多いため、食味は家庭で栽培され適熟期に収穫されたものに遠く及ばないことがよくあります。
こちらに書いてあるグリーン・フィグでしょうか?同じ道の駅で売られていたようですが、結局なんという品種なのかはよく分かりませんでした。
https://www.tsukijiichiba.com/blog/fig3
イチジクで緑のまま熟して甘いとは……ブランシュダルジャンテイユでしょうか?
緑のまま熟しますが、めちゃくちゃ甘くて美味しいですよ
是非調べてみてくださいな
連投すみません。
調べてみると原産地もフランスみたいです。