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星海社Webサイト「ジセダイ」で
「野食のススメ 東京自給自足生活」
を連載しています!!
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最近じゃイオンの中に道の駅が入っていて、ありがたいような残念なような複雑な気持ちになる。
道の駅の乱雑さ、危うさ(時に毒キノコを売っちゃったりする)などがイオンに入ることで消え去り、ただオーソライズされた地場産品売り場になってしまっていたとしたらたいへん残念だ。
とはいえ、農協を介さず売られる地元商品には、通常のスーパーではまず見かけないような「農家の裏庭」のものがよく売られており、それが面白くてついつい立ち寄ってしまう。
先日もイオン日の出を訪れた際に、いくつか面白いものを購入することができた。
そのひとつがこの
虹色トウモロコシだ。
グラスジェムコーンと呼ばれるこのトウモロコシは、数年前突如市場にあらわれた。
品種改良のみによって開発されたそうだが、にわかには信じがたい美しさだ。
乾燥前は透明感がより強く、文字通り宝石のような美しさである。
ラベルには「食用ではありません」と書いてあるが、実際にはこの品種は食用として売られることもある。(今回のものは使用農薬やポストハーベスト処理の関係で、食用として売ることができないのだろうか)
それでもこの美しさ、確かにクリスマスリースやフラワーアレンジメントの需要の方が高いかもしれない。
デモ オレ ニジイロコーン タベル
ニジイロノチカラ テニイレル
グラスジェムコーンをポップコーンにして食べてみた
乾燥コーンは指で強く握り、こすりとる様にするとかんたんに粒が外れる。
粒が一番美しいのは表面に出ている部分で、胚に近いところはそこまであざやかではないようだ。
これをバターと一緒に爆ぜさせながら炒めたら、ポップコーンの完成!!
……あれ、爆ぜてねージャン。
まあいいや、爆ぜたところだけ写真撮ってごまかそう。
ポップコーン用のトウモロコシは、専用の品種を使うほか、収穫前に全草よーく乾燥させる必要があるらしく、それでうまくはじけなかったのかもしれない。
んで、大事なのは色味なわけだけど……
残念というか案の定というか、鮮やかさは完全に失われてただの茶色いフライドコーンになってしまっていた。
まあそうだよね、普通の黄色いコーンを使ったところで黄色いポップコーンにならないもんね。
味はどうかしら……
……(`・~・´)
香ばしくてカリッとして美味しい!
ミックスナッツの中のフライドコーンってちょっとしわくてあまり好きじゃないんだけど、揚げたてのコーンってかなり美味いなー。
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
ポレンタも作ってみた
ポップコーンだと色が消えてしまうなら、色が消えない料理をしたら良い。
例えばポレンタとか。
ポレンタとはイタリアなどで食べられる主食の一種で、砕いたトウモロコシを湯で練った、日本でいうところの蕎麦がきのようなものである。
練ってそのまま食べたり、冷やして固めて食べたりする。
まずはグラスジェムコーンをフードプロセッサーで砕き、
お湯で練り、
途中でバターとコショウを加えて
練り上げ、
器にいれて固める。
……
虹色っていうよりギャラクシーってカンジのものができた。。
でも味はイイネ。
フツーのポレンタと同じ味がします。
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
グラスジェムコーンの色味を活かすなら、やっぱりフレッシュなものをそのまま茹でて食べるのが一番いいという結論です。
コメント
ポップコーンを作った時、破裂しなかった粒も勿体なくてポリポリ食べるのですが、個体によって恐ろしく固いのが多いですよね…
ポレンタ!あの素朴なコーンの後味すごく好きです!!
直に見るのとでは色味が違うのでしょうが、これすごい色ですねw
色々なカビルンルンがいそうな。逆にブルーチーズっぽい旨味を想像してゴクリとなりましたが。
くあー
うちにあるポップコーンマシーンにかけてみてぇ!!
はぜた部分は白色だから、ふつーのポップコーンになってしまうのか気になりますネー
チャンスがあればゲットしてやってみますね!