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先日、Shige(@ShigeReco)さんから秋田の山菜をおすそ分けいただきました。
ありがとうございます!
日本海側の山菜はいつ見てもパワフルですね。。
とくにセリ科の山菜。
いや、南にもアシタバやボタンボウフウみたいな大きな山菜はあるんですけど、北に行くとより種類が多くなる気がするんですよね。
前に佐渡島行った時も、デカい草は大体セリ科だった気がします。シシウドとか、シシウドとか。
エゾニュウを食べてみた
そして今回いただいたものの中で、もっとも存在感を放っていたのもやっぱりセリ科の
エゾニュウ。
太くて充実した持ち重りのする茎、光沢のある明るい黄緑色の葉、いかにも大型のセリ科山菜というカンジです。
シシウド属に含まれるそうで一見するとシシウドの野郎に似ていますが、分枝する部分が赤いのがシシウド、黒いのがエゾニュウという区別ができそうです。
というかエゾニュウはすぐに黒くなるらしい。アクが強そうですが大丈夫でしょうか……
秋田では基本的に一度塩漬けにし、戻してから調理されるそうです。
しかし初めて食べる山菜、一度はそのまま食べて素の味を見たい。
ネットによると見た目のわりにアクがないそうなので、とりあえずシンプルに食べてみよう。
表皮を剥いて、ひとつまみの塩を入れた湯でさっと茹でます。
水にさらして粗熱をとり、一口に刻んで食べてみます。
……(・〰・)
なるほどね、アクはない……
しかしちょっとクセがある匂いというか、鼻に引っかかるような香りがあります。
アシタバに似てるけど、もうちょっとウドよりで、青臭さと甘みを帯びたような独特な香り……
好きな人は好きでしょうが、うちの連れは受け付けてくれませんでした。塩漬けにするとまた変わるのかな?
カメノテと合わせたらすごくいい
この状態で美味しく食べるにはどうしたらいいか……
こういう時は、あいつだな……
ということで向かったのは磯。
この時期、磯の隙間には丸々と太った素晴らしいカメノテが張り付いています。
デカいテトラの陰など、ライバルが少ないところを見れば、首都圏近郊でもこれくらいデカいのが見つかります。
これを酒蒸しにして、剥き身に。
磯臭さが欲しいので、触手(蔓脚)は付けたままにします。
これと、先ほど茹でたエゾニュウを合わせて
酢味噌でヌタに。
いただきマース
……(≧ω≦)キタコレ
やっぱりデカいセリ科山菜のクセ強い香りは、磯の小物の磯臭さとぶつけてあげるとアウフヘーベンしますな。
甘さとしょっぱさがぶつかるような、独特な相性の良さ。まさに出会いのものといった趣です。
味:★★★☆☆
価格:★★★☆☆
残りは塩漬けにして秋田風に食べてみようと思います。。
コメント
塩漬けにしたのを戻してカメノテと煮た出汁の味噌汁を想像してました