さて、いよいよ明日となりました野食新年会2016。
ここ数日はずっと不安で、部屋の隅でガタガタ震えながら命乞いをする準備をしていたのですが、幸いにして多くの方から食材の持ち込みとお手伝いのオファーをいただいており、何とか無事会を開催できそうです。
これまでに申告いただいた持ち込み予定食材は以下の通りです。
・肉1~2㎏
・桜寿司&タケノコご飯
・キクイモ味噌漬け
・猪塩釜焼き
・ゆで卵入り猪ミートローフ
・フランスパン1~2本
・鹿&猪パテ
・クリームチーズ&カッテージチーズ&プロセスチーズ
・ふきのとうチーズスナック
・野花トッピングチュイール(焼き菓子)
・乾燥キノコ(ポルチーニ、モリーユ)
・タチウオの煮干し
・自家製ハードパン
・オニヤドカリ
・時季の山菜
・サルミアッキ
・ワイン、日本酒、焼酎、ジュース
(※あくまで予定であり、量や人数の関係で必ず皆様に召し上がり頂けるわけではありません。また、これらの食材を必ずお持ち込みいただかなくてはならない、ということは全くありません。ご無理のない範囲で、よろしくお願いいたします。)
僕の方で用意する食材は
・豊栄水産直送の瀬戸内の魚(タモリとか)
・ウツボ一夜干し
・カスザメみりん干し
・コウタケご飯
・乾燥イワタケ
・アピオス
・米
・おビール
あたりを予定しています。
炊飯器を持っていくので、ご飯が足りない人はどんどん炊いて食べてください。(セルフサービス)
以下、諸注意です。必ずお目通しください。
1.歓談はOKですが、騒音は絶対NGです!(上の階に管理人さんがいらっしゃるので、大騒ぎすると即飛んでこられます)
2.タバコは外スペースで、その際はトークは控えめにお願いします。
3.作ってきていただいたもの、出来合いのものから食べられるよう、準備を進めていきますのでご協力のほど。
4.調理は随時、配膳は基本セルフサービス & 可能なら作った人にやっていただけると一番スムーズです。
食べ物は基本早い者勝ち!でも大人らしく紳士に、譲り合ってお願いします。
お持ちいただいた食べ物自慢は推奨します!どんどんやっちゃってください!
5.平坂さん、せつなさんは1人ずつしか居ません。
スターと長く話したい気持ちはわかりますが、ポジションは適宜譲り合って下さい。
なお茸本はかまってちゃんなのでいつでも話しかけてください!
6.魚が多いので慣れてる人は手伝って頂けると助かります。
7.持ち込む道具・食器には名前を書いておいてください!
備品と混ざってしまうとサルベージは困難です。
8.不満がある方は心に押しとどめないでどんどん言って下さい!その場で対応できることは必ずいたします。
今夜以降のご連絡は、お伝えしているスマホのアドレスに頂けると幸いです。
明日は電話が一番早いかと思います。
それでは明日、お待ちしております!
相模湾産マガキガイを刺身で食べてみた
ここからはいつものブログでございます。↓↓
最近、カニ網の新たな可能性にワクテカが止まらない。
カニ網というのは、パラシュート型をした小さな網の頭頂部に錘がついた個人用の漁具である。
錘の下にはミカンネットのようなものがついている。
ミカンネットに魚のアラなどを入れて、釣りざおなどを使って遠くに投げ、底まで沈めておくと、匂いに惹かれて集まってきたカニがネットに絡まる、といった次第である。
しかしこのカニ網で採れるのはカニのみではない。
いや、むしろカニよりも面白いものが採れることの方が多い。
この道具の新たな可能性を見出だしたのは昨年11月のこと。
カニを狙ってカニ網を投入していたのだが、掛かってきたのはなんと
カニ網は構造上、バイ位のサイズの貝を引っ掛けたり絡めとることができない。
ではどのようにして採れるのかというと、ミカンネットにくっついたまま上がってきてしまうのだ。
意地汚さの極みである。
恐らくはカニ網が海底にあるとき、かなり多くの数のバイをはじめとするスカベンジャー(死物喰らい)が寄って来ているのだろう。
そのなかでもとびきり意地汚いやつが、海上まで上がってきてしまうのではないだろうか。
バイがとれないようなガチガチの岩場でカニ網を投入するとどうなるか。
オニヤドカリの出番である。
こいつらは足も殻も網に絡んでくれるのでとても採れやすい。
お土産としてもなかなか面白いので、これ狙いでカニ網を投入することも多い。
そして先日、新顔が登場した。
岩礁帯に砂地の混ざる漁港の、船道に向かうカケアガリにカニ網を投入。
ややあって上げてみると、網にくっついて上がってきたのは…
こちらでは全く初遭遇のマガキガイであった。
以前、吉池で購入したものを記事にしたことがあるが、南方系の食用巻き貝で鹿児島や沖縄では重要な水産物である。
猛毒で知られるイモガイに擬態していると言われており、堤防上にこの貝のシルエットが見えたときは僕もぎょっとした。
まさか相模湾で採れるとは…
隙間から除く目が非常にミギーに似ていて、実にキモかわいい。
臆病な個体のようで、殻の蓋をチャンバラのように振り回す様子は見ることができなかった。
さて、せっかくとても新鮮な、しかも大型のマガキガイが採れたのだ。
ぜひとも刺身で食べてみなくては。
殻の口に酢をかけてヌメリをとり、殻の蓋をつまんでゆっくりと引き抜くと…
ずるっと抜けた!
特徴的な平べったい身の先端には、白と黒のシマシマの怪しげな内臓がついている。
これ、なんだか…
ロイコクロリディウムっぽいよなぁ…
キモいな…
流石にこれは加熱するか…
いただきマース
…(・~・*)
うん、これは上等な刺身!
歯応えはしっかりしていて、甘みが強く、系統としてはサザエよりはボウシュウボラに似ているかも。
生臭みもなくて美味しい!
今後も大きいのが採れたら刺身はやりたいな…
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
そして内臓。
ぼうずコンニャクさんによると「巻貝の中で味覚は最上のもの」らしいけど…
…
美味い…のかもしれないけど、これ殆ど砂だな…
ああクソ、口中が砂まみれに…!(;×;)
味:カウント無し
価格:カウント無し
良く洗ってからソテーしたのにジャリ付くってことは、中に詰まっちゃってるんだろうなぁ…
少なくともあの港で採れたやつは、内臓は食べないようにしよう…
コメント
今回は予定が合わず見送り……
悔し悲しいので次回のパーティーに期待!w
レポート待ってます!